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年末の御挨拶

 @GgN333様、@jyosep12様、@syuto0409様、@TTE2021様、@minimini156様、@shmmkt様、ギフトをありがとうございました。ギフトをいただいたということそれ自体が、大きな励みになっております。よろしければ限定近況ノートなどをお楽しみください。


 さて、大晦日の本日、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 僕は去年のこの時間、何をしていたのか憶えていません。たぶんいつもの年末と同じように年を越そうとしていて、来年の今頃自分がどうなっているか、ということは全く考えていなかっただろうな、と思います。せいぜいが「今年と同じようにそこそこ平穏であればいいな」とか「子供が目標にしてた高校に入れてるといいな」というあたりでしょうか。

 なにかを書きたいという気持ちはあってもそれを書き切ろうという決意まではなく、ましてや投稿して誰かに見ていただこうという気概もなく、日々の忙しさに流されて書きかけのままのなにかを眺めて「そのうち完成させたいよね」と自分に向けて呟くくらいのものでした。

 今年2月頃に「小説家になろう」でとあるコラムを拝読して、面白そう、と思ったのが、僕にとっての転機だったように思います。ひとまず10万字の1本を書き切ってランクインすることを目標と定め、かつてないレベルの本気度で取り組んだ結果が「侯爵令嬢アリアレインの追放」の受賞と書籍化確約でした。

 受賞から半年ほどが経ち、書籍化に向けた準備を進めながら、今年の大晦日の僕は「展開の速い一年だったことよなあ」とこの文章を書いています。1年前には想像もしなかったことなのですが。

 今年を振り返るに、やはり自分にとっての転機の年だったのだろうな、と思います。
 新しいチャレンジをして、したことのなかった経験をして、届かないと思い込んでいた場所に手が届きました。様々な偶然があってのことではありますが、与えられたチャンスを掴めたことは心から嬉しく思っています。

 これは、拙作を読んでくださり、応援してくださった読者のみなさまのおかげです。
 投稿開始から約8か月、本当にありがとうございました。

 来年はしろうるりにとって、商業作家としてのデビューの年になります。
 まずはデビュー作をよい本に仕上げて、皆様のお手許に届けるのが商業作家としてのしろうるりの最初のお仕事です。

 書籍化作業は「全力だと思っていたら実はまだ余力があった」ということを確認する作業でもありました。web連載時は「もうこれ以上書けない」だったはずが、担当編集様とお話をするうちに「あれ? ここもうちょい詰め込めない?」とか「ここの隙間にエピソード突っ込めるな……」というようなことがままあり、結果として質も量も増し増しになった書籍版が出力されようとしています。

 どうかお楽しみにお待ちください。
 もしよろしければ、予約などしていただけると作者と編集様がたいへん喜びます。


 少々お話が逸れましたが、今年もあとわずかです。
 来年が皆様にとって、今年よりもよい年であることをお祈りして、しろうるりの年末の御挨拶とさせていただきます。

 よいお年をお迎えください。
 そして来年も、作家としてのしろうるりを、どうかよろしくお願いいたします。




「侯爵令嬢アリアレインの追放 (上)」

【予約サイト等】
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4803020825/

ヨドバシカメラ:https://www.yodobashi.com/product/100000009004036177/

楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/18111885/

e-hon:https://www.e-hon.ne.jp/bec/SA/Detail?refBook=978-4-8030-2082-3&Sza_id=MM

版元ドットコム:https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784803020823


【書店予約用情報】
ISBN: ‎978-4-8030-2082-3
発行:アース・スターエンターテイメント
発売日:2025.3.3
著者:しろうるり
タイトル:侯爵令嬢アリアレインの追放(上)

2件のコメント

  • やっと予約情報解禁なのですね!
    お待ちしておりました。
    「上」ということは、複数巻におよぶ大作に仕上がったのですね。
    (*´艸`*)
    3月とは、待ち遠しいです。
  • > 結音さま
     はい、ようやく予約できるようになったみたいです。
     仰るとおり上巻で、つまり続きがあります。大作……と呼べるかどうかはわかりませんが、なんだか御立派な長編になりつつありますね(僕の中では単行本1冊分以上が「長編」です)。

     発売日は僕も大変待ち遠しいのですが、発売日が来るまでにやるべきことが結構ありまして、でもそれも含めて楽しみたいなと思っているところです。
     結音さまにも楽しみにお待ちいただければ幸いです!
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