私の作品の『あのエピローグのつづきから』は基本的に三人称で書いていて、妹のいないシスコンの話は一人称で書いています。
あのエピを三人称で書いている理由は自分のリスペクトしている作家の書き方を参考にして書いているからです。
その作家の地の文の書き方に衝撃を受けたのを今でも覚えています。三人称なのに一人称みたいな書き方をしていて、それでいて読んでいて違和感がないんですよね。初めてそれを読んだ時はかなり感銘を受けましたね。これすげぇ...って。それを真似して書いてみたいなって思って書き始めたのがあのエピなんですけど、実際自分で書いてみるとその難しさが分かりました。地の文三人称の書きにくさは半端じゃないです。どこの視点から地の文を書けばいいのか時々分からなくなったのを覚えています。もちろん、主人公の視点から地の文を書くのは当たり前なんですが、それなら一人称でいいじゃん、みたいに思えてきてしまって三人称の利点があまり分からなくなってきてるんですよね。
それで新作として書くことにした『妹のいないシスコン〜』では地の文を一人称にしてみました。ラブコメとかコメディな内容の話で地の文が三人称の作品とかあるのかな。私は分からないです。
それで一人称で書き始めたらすっごい書きやすかったんですよね。自分の中で軽く革命が起きました。
まぁ話がポップで軽いって意味でも書きやすさはあったと思うんですけど、それと相乗して地の文一人称は書きやすいです、ほんとに。
という地の文の話でした。
続きまして、私の好きな〇〇のコーナー。
このコーナーはわたくし、代瀬ユアの好きな何かを語るコーナーです。
今日は好きな漫画について話そうかなと。
私、漫画がめちゃくちゃ好きで人並み以上には読んでる自信があるんですけど今回は『本誌で連載してる漫画』『アプリで連載してる漫画』『WEBで連載してる漫画』。この三種類の漫画をね、それぞれ一個ずつ挙げていきたいなと思います。
まず、本誌で連載してる好きな漫画は『鬼滅の刃』です。この漫画なんと言ってもね、台詞回しがほんとに凄い。読んでる人しか分からないと思いますけど「頑張れ炭治郎」のとことか最近だと善逸vs桃さんあたりのセリフがほんと良かった。しのぶさんの所も泣きましたね。
今も凄い売れてる漫画ですけどアニメが始まったらかなりバズると思ってます。
今のうちから読んで古参を名乗っていきましょう。
次にアプリで連載してる好きな漫画はマンガワンで連載してる『血と灰の女王』です。
いやもうこの作品が最近大好きすぎてやばいです。いち素人作家としてやばいという表現はあまり適切ではないですけどやばいですね。
どのキャラも魅力的なんですよね。
あと主人公の善が死ぬほど良い奴なんですけどどこか狂ってるのが良いんですよね。他人が助かれば自分はどうなってもいい、みたいな。
こういう一見普通に見えるんですけど心の底が狂ってるっていうキャラクターが個人的に大好きでハンターハンターのゴンとか宝石の国のフォスとかプラチナエンドの明日くんとか。
というかプラチナエンドほんと面白いので読んでみて欲しいです。最新刊読んで「こりゃすげぇや！」ってなりました。ネタバレあんま書きたくないのでここでは伏せませんが、プラチナエンドは面白いです。VSメトロポリマンが終わった後からどんどん面白さが加速します。
すみません、少し話が脱線しました。漫画の話をしてるからあんま脱線はしてないか。まぁとにかく血と灰の女王はマンガワンで頑張れば無料で読めるので是非（ダイマ）。正直単行本の方がオススメです（ダイマ）。
次にいきましょうか。WEB連載してる漫画ですね。これはアプリ連載とは違って出版社を通してないで個人で投稿している漫画のことを指します。
それでおすすめする漫画は『アルティメットジャンケン・アルティメットお遊び』です。
実は最近知った作品なんですけど、その内容が想像の何倍も面白かったんです。すでに三回くらい読み直してて伏線の張り方やキャラクターの作り方が本当に秀逸だなと思いました。
内容はジャンケンに絶対勝てるような特殊能力を持った人達が1on1でトーナメントをしていくみたいな話なんですけど、全体の構成を聞いただけだと凄い単純な話に聞こえるのですが、それぞれの勝負がまさに手に汗握る戦いなんですよ。
未来予知vsテレパシーのジャンケン対決とかどっちが勝つか文面じゃ予想もつかないし、どんな戦いになるのかすらも想像出来ないですよね。
ジャンケンをここまで面白くできるのかと改めて感動しました。
そのアルティメットジャンケンの続編であるアルティメットお遊びが今まさに投稿されてる最中なんですけどめちゃくちゃ面白いです。いやぁ作者さんほんと大好きです応援してますジャンプで連載してどうぞって感じですね。
はい、ということで今回取りあげました『鬼滅の刃』『血と灰の女王』『アルティメットジャンケン・アルティメットお遊び』の三作品、烏滸がましい言い方ですけど読んだことがない人には是非オススメしたい作品です。読んだことがある人は私と握手です。
さて、いかがでしたでしょうか。今回の好きな〇〇のコーナー。皆さんの好きと私の好きが同じだったら嬉しいです。
ではまた。