自分の為の話ばかり書いてますが、今更ながら気付いた事があります。
それは地の文の書き方。
私、心理描写が苦手なので、登場人物にも内面を語らせません。
だから状況の説明文になっちゃうんですよね。
キャラが何をしているのか、どんな表情なのか。カメラで映した部分のみの描写しかしてこなかった。
それで気付いた事は、キャラに何か動作をさせようと思ったら、感情を入れると説明くさくならないような……気がするなと。
これは次の連載部分(月桂の筆・第7話)からの抜粋ですが。
* * *
くすくすと小さな笑い声が聞こえる。
道行く女性たちが連れ合いの友人たちと顔を見合わせて、月桂の方を見ていた。
頬に熱が集まるのを感じた。耳朶までもその熱は伝わっていった。
ええい、ままよ。
ここまできたら引き下がれない。何が何でも桃まんを買って帰るしかない。
そのために来たのだ。
月桂は覚悟を決めた。
* * *
多分、以前の書き方だと、「ええい、ままよ~月桂は覚悟を決めた」の部分、書くのを飛ばしてます。
キャラがどう思っているのか。そんな部分を入れ込むと、臨場感が出るし読みやすいような……気がする。
三人称は、キャラが思っていることを( )でくくったりしますよね。
私はあんまりそれが好きじゃないので、そのまま書いちゃいます。いえ、カッコつけるの忘れるので。気にしません(汗
本日のイラスト。
「月桂の筆」第4話より。
https://kakuyomu.jp/works/16816927862618128357まだキャラデザ固まる前のラフ絵なんですよ。顔が微妙。
あ、因みにうちはブロマンスなので。BLとはちょっと違う。
念のため( ´艸`)