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第三回こむら川小説大賞お疲れ様でした。と、今後の活動について。の話

 というわけでお疲れ様でした。
 無事に大賞ならびに全作品への講評が公開されましたね。評議員の皆様、本当にお疲れ様でした。今回もスクロールバーの小ささにビビり散らかしました。

第三回こむら川小説大賞結果発表 大賞は いぬきつねこさんの『やがて空より帰る』に決定
https://note.com/violetsnake206_/n/n62efca918534

 各所で言及されていますが、締切日当日に36作品が投稿される大氾濫となりました。私の作品もその内に入っており、闇の評議員さん達には多大なるご迷惑をおかけし、……いやほんと申し訳ないです……。


 さて、取り急ぎ私の作品である『熱気は踊る』の講評を読みました。ありがとうございます。
 今回投稿した私の作品がこちらとなります。

熱気は踊る
https://kakuyomu.jp/works/16816452218268541181

 今回の作品に対する講評に対し、私が思っていることや今後の指針などをつらつら返信しようと思います。


・謎の有袋類さん
>サクッと来てサクッと出かけて、気球に乗る二人なのですが、はしゃぐ松島がすごく好きです。
>下限ギリギリのお話で、ワンシーンを切り取ったお話なのですが、前回と今回を繋げて動きがある物語を作ると、より松島の良さが出るのではないでしょうか?
>松島との物語を一万字以上二万字以下で書いてみるのも良いと思います(僕が読みたいだけです)

 今回私の作品で登場させた二人ですが、私が前回参加した第一回雨野川小説大賞で登場させたことをしっかり覚えてくださっていました。ありがてぇ。(潮風は揺れる https://kakuyomu.jp/works/1177354054935299463)で、語り部である『僕』の相方である松島のことを大層気に入っていただけているようで、作者としてとても嬉しい限りです。前回の講評でも松島のことを好いてくださっています。ありがとうございます。私も松島のことが大好きです。
 さて、今回のお話ですが、端的に申し上げると「二人で気球に乗るだけ」のお話です。それだけなので結局3000字強という下限ギリギリの文字数になっています。言ってしまえばその物足りなさを解消させた、しっかりとした短編を書いてみるようアドバイスを頂いた形です。私も松島のことが大好きなのでいつか大きめのお話が書けたらなぁ……なんて思っています。ので、ネタがまとまり次第突発的に投稿するか、また企画が出てきたときにでも投稿しようと考えています。


・謎のアンデッドさん
>私には見えませんでしたがこれ関連性が深く長いんだろうな、と思いました。
>背景情報があるんだろうな、というくらい手慣れた文章感ですね。
>ちょっとその他の作品を僕は知らないので申し訳ないです。

 前述の通り、前作が存在するキャラクターを登場させております。が、今回のお話単体でもわかるように書いたつもりだったのですが、少し端折りすぎてしまったようです。これに関しては以前の講評でも似たような指摘をされており、私の悪い癖となってしまっているようです。もう少しくどいかな?と思うくらいには背景描写だったり人物描写だったり行動の所作だったりをしっかり書くトレーニングをした方がよさそうです。今後の課題点が見えてきました。ありがとうございます。頑張ります。


・謎の神さん
>日常の切り抜き方が上手くて、短くコンパクトでありながら、しっかり纏まっている印象を受けました。松島のはしゃぎっぷりからは子供っぽさが溢れてて、いいキャラだなと思いました!
>常盤さんは神ひな川時にも魔剣のお話で参加してくださったのを覚えていますが、本当に多彩な方だと思いました。短編の力量は十分にあると感じたので、少しずつ規模の大きな物語に挑戦していってもいいのかもしれません。

 私の中の松島は結構体格が良い飄々とした男性というイメージがあるのですが、まだ確定仕切っていないので明確な表現を避けた形での今回の作品となりました。デカい男性が子供のようにはしゃいでるのって、すごいかわいいよね? という私のSEIHEKIがダダ漏れとなっております。ふへへ。
 そうです。神ひなの時も参加させていただきました(有袋類さんといい、記憶力よすぎないですかね)。その時はおっちょこちょい女勇者が禍々しい魔剣を拾ってドタバタとコメディするお話でした(呪いの装備は外せません https://kakuyomu.jp/works/1177354054921506090)。掌編クラスの短編ばかり書いているのは長編を書く体力がないだけです。のでいい加減長編(というより長い文章)を書く体力をつけようと思います。


 以上。
 さて、今後の活動方針ですが、今後の目標として数千文字の掌編よりは1万文字オーバーの短編を継続的に書ける体力を身に着けようと思います。そのためには投稿に対する精神的な柵の解除というよりは、表現方法やそもそもの基本的な『小説の書き方』を改めて振り返るところから始めようと思います(小説の書き方ってなんだ?)(俺たちは雰囲気で小説を書いている)。
 というわけで、こっそりと小説百本ノック的なことを個人的にやっているのですが、1投稿1000文字程度というよりは1万文字程度の短編をもう少し頭使ってしっかり投稿するスタイルにシフトしようと思います。
 あとは、そうね、いろんな作品のインプットですかね。最近は『伊藤計劃映画時評集』を読んで伊藤氏の文章ぢからの高さに唸る日々です。
 そうそう、私が好きな三浦しをんさんが『マナーはいらない 小説の書き方講座(集英社)』の推敲の項で「手間を惜しまず自作と適切な距離を保ちつつ(=客観性)、愛を込めて作品を仕上げていきましょう」と書かれているので私もそれに則ってしっかりと推敲しようと思います。作品には、愛がないと。


 というわけで第三回こむら川小説大賞の振り返りと今後の活動についてでした。第四回が発生した際も参加させてもらおうと思います。よろしくお願いします。

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