最近、カクヨムのシステムについての評論を読みます。
皆様、分析が素晴らしく、納得できることばかりです。
1ヶ月間作品への読みボーナスがついてます、その間に★がつかずに10万文字超えてしまったら、次の作品へって、よく分かります。
頭では。
でも、創作ってそんなもんなんでしょうか?
確率論からのアプローチはないんでしょうか。
私は、例えば10000人が作品を見て、面白いって言ってくれる人が10人だったら、駄目だこりゃって納得できます。ただ、現状、自分の最終話を読んでいる人は35人です。1話目も1000人を超えていません。その事実で、自分を駄目だとするのは、どうなんだろうって思うんです。
お前、1000人読んで、★100だったら意味ないんだよ。
そこで、引きつけられてないんだから、お前の小説、つまらねえんだよ。
少なくともカクヨムの中ではな!
分かる、分かります。
でも、自分の中の何かが次のように考えちゃうんです。
じゃあ、その読んだ1000人はどんな人たちなんですか?
編集者? プロの物書き?
……いやいや、まさに身の程知らずの考えでしょうね。
分析者さんたちも、別に長編を書いている人たちに駄目出しするつもりは無いんだと思います。あくまでシステムの分析ですので。
恐らくカクヨムの小説サイトで日の目を見る人なんて、1%もないことでしょう。分析してないから分かりませんが、宝くじよりはまし、程度だと思ってます。でも、その日の目を見ない人たちが、それでも努力を続けて物語を紡いでいる姿に、私は言い様のない思い(尊崇)を抱くのです。
その人たちに幸あれと、思わずにはいられないのです。
(以前、長編を書いている全ての人に★をつけてまわろうと考えたら、バンされるよとのことで諦めたことがあります)
きっと、全てが時間の向こうに消えてしまうのでしょう。
ほとんどの創作には何の意味もないのかもしれません。
それでも、表現者達は今日も投稿をするのです。
報われなくても表現せずにはいられないのです。