こんばんは、
島本です。
最近いろんな小説を読んでいて、ちょっと考え方が変わってきたことがあり、実験的に作品に空行を入れてみました。
「黄色い風船とスカート」
https://kakuyomu.jp/works/16817330660528915527※空行あり版を並べて出しました
別にこれまでも、お堅く「小説の作法とは!」みたいには考えていなかったのですが、紙媒体の本に親しみすぎていたため、
・違和感があったこと
・なんとなく間延びして感じてしまうこと
このあたりが理由で、場面転換や強調表現など以外では空行を使っていませんでした。
ただ、カクヨムのフォローさせていただいている方や、他の作家さんの作品を読んでいると、それほど違和感を感じなくなって来ていて。
空行があることで、ブロックごとの読解がしやすくなるのは事実だと思いますし、読みやすくもあると思います。
もともと、私の目指しているのは、
「読みやすくて、心になにか残る」
という作風なので、空行、ありかもしれない、と。
読みにくいと、それだけで読まない人もいるでしょうし。
ただ、まだ少し疑問がありまして、
調べていても、確定した空行の開け方の法則があるわけではなさそうなんですよね。
一応、今回は以下のルールで
・形式段落ではなく、意味段落ごとに空行
・台詞ごとには空行は入れない
・台詞ブロックの前後は空行
・場面転換は記号(✳✳✳)
どっちが読みやすいとか、物語の印象が変わるのかどうか、などご意見いただけると嬉しいです。あるいはこんなルールで空行入れるよ、みたいなのも。
それでは、また。