鷹来しぎ

『ソラのカタワレ』リサ編の第五部が始まりました。

リサは第一部〜第二部を経て自分の正義を際限なく拡大させていき、第三部は自分の正義——度を超えた献身によって身を持て崩しました。

第四部で自身の抱える歪みと向き合い、そこで重要な出会いがありました。

リサは世界を救うことよりも、自分にとって大事なものを発見したのです。
第五部は、そんな彼女がどのように生きていくのか、そして、彼女に降りかかる厄災へどのように応じていくのかというパートになります。

「母親」となった新たなリサには、ものごとがすべて異なって見えてきます。彼女が何を思い、何を決断していくのか、一緒に体験して行ってください。

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アーケモスの衛星『デア』で出会った子供、トモシビ。
リサはトモシビを引き取り、育てるために日本へと帰ってきたのだった。

もはや、彼女にとっては、全宇宙を股に掛けた戦争も、旧き神々の太古の物語も興味のないことになっている。

しかし、数年ぶりに帰ってきた日本は何かが変わっていて、どこか酷くよそよそしい。
それはとりもなおさず、外へ出て激動の中を生きてきた後遺症とも言える。……いや、外を知らない日本社会とのズレと言うべきだろうか。

しかも、リサは『神殺し』であり『旧き女神の二重存在』だ。やはり、そんな彼女を放っておいてくれるような世の中ではない。

彼女は心に抱く本の小さな願い——五歳の女の子を穏やかに育てたいという願いを全うできるのだろうか……。

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予告どおり、リサ編（L）とルー編（R）の各5部構成です。更新順は：
L1→R1→R2→L2→R3→L3→L4→R4→R5→L5
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑いまここ

ついに、最終部になりました。
これで『ソラのカタワレ』シリーズ、最後の最後となります。
ご期待ください！

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リサ編： https://kakuyomu.jp/works/1177354054890989611
ルー編： https://kakuyomu.jp/works/16816927863073456390

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