一次通過した新人賞応募作品を、本当に久しぶりに読み直した。
79枚の原稿で、誤字が4箇所。辛い。なんでこんなんなっとおよ。
無理めだらけの殺人を告白するという形で会話劇を作ってみたのでけど、その目論見は作品としてある完成度を持っている気がしている。
「本格ミステリー」かというとぜんぜんそんなことないので、二次選考以降に残るとは到底思えないのだが、自作としてはいままでで一番いい出来な気がしてしまう。少なくともSF短編に出したものよりは、良い。
まあ、だからSFは落ちたんだけど。
自作を客観的に判断できるようになるには、自分自身の成長が必要。
この間、次の作品の構想を練るために、短編ミステリーをちゃんと読み始めた。それが、新しい作品制作にどう影響するのかはわからないが、自作の読み直しには相当いい影響を与えている。