マイページ
小説を探す
ネクスト
公式連載
書籍化作品
初めての方へ
ログイン
新規登録
(無料)
汐崎ひかり
@serori_c
2023年3月7日
に登録
詩・童話・その他
エッセイ・ノンフィクション
フォロー
ホーム
小説
33
近況ノート
35
おすすめレビュー
2
ユーザーのフォロー
2
2023年7月6日 22:41
残る
燃え盛る炎が途絶えるのをひたすらに待つも
星々の瞬きがより一層燃やし続けた
そこらに転がっていた石に刃を打ちつけた
欠けるのではないかと疑問にも思わず
その手を止めることなく表面が傷つくばかりだった
星屑が降りかかってきそうで
暗闇に染まった石に触れると 不自然なまでの歪な穴だった
これを見つけた者はなんと言うだろう
雨風よ どうか風化させるのだ
きっとそれを見て唄にしてしまったら
数百年後も鮮明に残ってしまうだろう
汐崎ひかり
X
Facebook
はてなブックマーク
コメント
コメントの投稿には
ユーザー登録
(無料)
が必要です。もしくは、
ログイン
投稿する
慟哭
あさはなだ