切ない、苦しい、どうしても伝わらない思いも、伝えてはいけない想いも、抱えきれなくてどれだけ苦しくなっても、でも口にしてはいけないから。
というような話、嫌いではないのですけど、自分で書くにはストレスが多すぎて。
基本、二次創作で生きてきた人なので、自分の手の中にある話は幸せで、笑顔だけがあるような話であってほしい。
そんな思いが強すぎて、ドラマティックなストーリーや、重い展開が書けない。
また、個人的に恨み、妬み、怒りが継続しないうえに、他人に対する共感性が著しく欠けているという欠点持ちなので、そういうキャラクターの心情が理解できずに書けない、という創作者としての幅が狭いという書き手なのですが。
それでも、これだけの方に見ていただけたのは幸せでしかないと思っています。
本当に、本当にありがとうございます。
幸せです。
幸せでした。
WEB小説は、書き手ではなくて作品で評価される、は真実で、私の書いたものだから読んでくださるという読み手さんが少ないのもわかっているので、皆様とは完結してしまえばお別れなのだな、と思えば切なくなります。
それでも、「結婚式当日に婚約破棄を告げられた公爵令嬢、即日チートな旦那様と契約結婚させていただきました。」人生最大数読んでいただけた作品なのは事実で、多分これからもそれは更新されないだろうことを思うと、とても大切な作品で。
でも、だからっていつまでも引き摺るのも違うと思うので、一旦本編は完結させます。
短編風なのは追加するので、完結マークはつけませんが、それでも、完結は完結、毎日接してたビーやマクシミリアンとサヨナラするのは寂しくもあります。
コメントをくださった方、応援をくださった方、ただ読んでくださった方。
皆様に最大級の感謝と愛を。
ありがとうございました。
明日の完結、読んでいただけましたら幸いです。