リハビリを兼ねて書いていた外食チェーンシリーズだけど、これだけは作中に私が存在している。というか私が私の立場で見聞きした事柄を綴っているのだから私が主人公といって差し障りないだろう。
しかし……こうやって目についた、いわゆる目立った人物をピックアップして書いていったシリーズのなかに自分が紛れていても遜色ないというのは、やはり私は風変わりな人物だということなのだろう。
と、いうより……意識して書いたわけじゃないし、何となくでしかないんだが作中の私自身のイメージがどうにも吉良吉影っぽいのはどういうことだ?
私はあんなサイコじゃないし、本作はただの食事風景の話のはずだ。なのに、どうしてこうなった?