一話一話が短いのもあるのですが、実話怪談があっという間にスラスラと書けてしまいます。
一昨日始めて既に13話。
当初は10話くらいでさくっと終わる予定でした。
書いていると不思議と他の事も思い出すものです。
ネタが尽きたら最後に書きたいお話があるのですが、いつになるやら。
皆さん子供の時に起きた不思議な体験、忘れてしまっていませんか?
変な事を一緒に体験した人に、
「あれなんだったんだろうね?」
と聞くと、こう言われる事が多いのです。
「そんな事あったっけ?」
例えば、閑散としたショッピングセンターを友人と歩いていて、背後、至近距離で、響くような叫び声がしました。
振り向いても誰もいません。
友人に「今後ろで叫び声したよね?」と聞くと、友人は少し困った顔で、「通り魔だよ」と言いました。
通り魔?
その時はちゃんと聞けず、何年かしてからその事を話して「通り魔って何?」と聞きました。
友人はやはり、「通り魔?そんな事あったっけ?」と言っていました。
当時はなんで彼女から「通り魔」という言葉が出てきたんだろう。
人が忘れてしまう生き物なのか、それとも無意識に怖かった記憶をしまい込んでしまうのか。
分かりませんけど、そういうなんとも言えないスッキリしない感じこそ、実話怪談の面白い所だと思うのです。
【実話怪談】昔、こんな怖い事があった
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