https://kakuyomu.jp/works/16818093076262952746↑
こちらの作品を、先程つばさ文庫小説賞に応募してきました。
投げてしまえばもうこちらにできることはないので、後は忘れた頃に結果を見るのみです。
さて、もしこの作品を継続して読んでくださっている方がいたら、今これを読んで気づくと思われます。
――変わりすぎじゃね――?
というのも、事情があるんです。
一度書き上げて、知人の方に下読みをお願いして(快く引き受けてくれた皆さんありがとうございます)、フィードバックを元に改稿したのが3週間前ぐらい。
よし、これで後は締め切り直前にもう一度読み直してタグ付けするか……
……と思ってお盆を過ぎたぐらいのこと。
つばさ文庫小説賞って、カクヨム要項だと4万字〜7万字ってあって、その下に小さく「ページ数換算で70P~90P」ってあるんです。
でも、応募フォームの要項だとページ数換算の方しか書いてないんですよ。
これはページ数換算の方が重視されるんじゃないか……?
と思って、手元のエディタにつばさ文庫体裁(40字✕28行)で流し込んでみたんですよ。
そしたらギリギリ7万字未満に抑えた原稿が100P超えたんです。
……ダメじゃん。
嘘だと思って、計算したんです。
つばさ文庫体裁における1Pあたりの字数 40字✕28行=1120字。
でも、当然1ページまるまる字で埋め尽くされることはありません。
仮にページの半分が字で埋まるとすると、1Pあたり1120/2=560字。
よって、ページ数換算を字数換算に直すと、
70P〜90P ✕560字=39200〜50400字。
いやいやちょっと待て。じゃあ4万字〜7万字ってなんだよ。7万字なんて絶対無理じゃん。
じゃあ、もう少しびっしりと書いてページの2/3を字で埋めるとしましょう。
このとき1Pあたり1120✕2/3=746.6666……字。
きりよく750字として計算すると、
70P〜90P ✕750字=52500〜67500字。
ああ、まあこれぐらいなら良いか……
とはいえ、65000字まで減らした状態でまた原稿流し込んだらそれでも95Pぐらいになっていて。
最終的に、60000字を切ったところで、ギリギリ90Pになりました。
結局10000字以上削ってます。
まあその結果として、作中に出したけどあまり使わなかった裏設定をバッサリ消したりするなどして、読者の覚えるべき情報量は減らせたので良いこともあったかもですが。
正直最後のあたりはかなり無理矢理に削る作業でした。
綱渡り的なパズルを解いてる感覚です。パズルミステリだけに……
とりあえず、これからページ数で分量が指定されてる公募は、ページ数で目標設定して書こうと思います。
字数制限は当てにならない。
というか、7万字書いて90P以内に収めた人がいたら教えてほしい……