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「理系女子大生、異世界でメートルを作る」本日分も更新しました、よろしくお願いします!
今日の更新分は大きな事件が起こります。シャルのお父さん、モーリスがあんなことに……! 物語のこれからにも関わる話なので、ぜひ!
それと、今日は少し前に更新した、シャルがティエの箱の重さを計算して書類の間違いを見抜く下りで補足を一つ。
さすがのシャル――計算得意な野乃でも、あんなにすぐ暗算できるの? そもそも数値の誤差分かるの? と思った読者がいるかいないか……わかりませんが。
野乃のように、実験で得られたデータの計算とかをやってると身につく能力があります。それが、「ざっくりだいたいを計算する力」。毎日数値を扱っているうちに、電卓を叩かなくても自然と頭が慣れてくるんですね。
今回の場合、シャルの脳内では大体こんな計算をしています。
177×18……180×20だとして、だいたい3600。
70×48……70×50だとして、だいたい3500。
……値、合わないわね?
人によってはもっとざっくり、180×20じゃなくて200×20ぐらいでやっちゃうかもしれないですね。
こういうのって、例えば受験勉強で計算が必要な理科の問題を解いたり、大学に入って実験の授業とかあったりすると、本当に毎日のようにやるので……
個人的には、こういう計算が苦手な方は「シャルすげえ」と、賢さを体感してもらって、逆にこういう計算ができる方は自分でやりながら謎解きをするつもりで読んでいただくと、楽しめるのかなと思ってます!
え? そんな小説の楽しみ方あるかって?
……でも賢さを味わう物語って、そうなっちゃうところありません?