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キャッチコピーから始める企画

地球、掃除します。



 第一回のキャッチコピーでは、ネットで軽く「キャッチコピーの作り方」というもので検索して始めることにしました。昔、この企画とは別件で買った『ザ・コピーライティング』という本を持っていますが、最初はこの企画を目に留める読者諸賢にも簡単に調べられるところから始めようと思った次第です。


 ザッとネットで調べたところ、重要なのは「ターゲット」「ベネフィット」この二つだとあります。


 ターゲットは言う間でも無くカクヨムを利用されている読者の方々。カクヨム年齢層、で調べるとやはり十代が多いそうです。


 そこで若者流行で調べると、現在はインスタグラム、ライン、YouTube、ツイッターと出てきます。

 もちろん、だからといってSNSを題材にすればベネフィット(利益)を得られるかと言うと違うでしょう。


 流行の上位が全てネットに関係しているのは、それだけ暮らしにスマートフォンが切っても切れなくなり、人と人とのコミュニケーションにおいて大きな役割を担うようになったからだと思います。


 それを指して顕示欲や承認欲求が強くなったとする見方もあるでしょうが、僕自身としては、若い人たちはとても優しい人ばかり、という感覚があります。


 これは時代の反射として育った面でしょう。団塊世代の声が(物理的に)大きいのは、同年代の人数が多すぎて、小さな声で喋ると埋没してしまうから、というのを聞いたことがあります。

 長所と短所は表裏一体で、団塊世代のその特徴を前向きで活発とも言えれば、喧しくて品が無いとも言え、若い世代の特徴を優しくて穏やかとも言えれば、覇気が無いとも言える訳です。


 私が思うに、現代の若者の多くが優しいのは、情報化社会の中で常日頃から「他人の失敗と顛末」を眺めているからだろうと思います。


 ネットサーフィンをすればあっちでこっちで『炎上』のニュースが流れています。政治家の不祥事も、芸能人の犯罪も、法律には触れないマナー違反も、全て纏めて『炎上』して、かつその情報は半永久的に保存されます。


 若者は「あぁはなるまい」と動物的本能で時代から学び、優しさと倫理を身に付けていると考えると、炎上することを反面教師として常に傍に置き、かつ炎上する物事に嫌悪感を抱いているのかも知れません。


 そう考えたときに、対立への嫌悪、というのも見えるのではと思いました。


 しかし物語に対立構造(仮想敵)は付き物です。けれど、もしここでの「対立」が「人間同士の対立」ということであれば、自然、超常現象、外敵など、人間同士が争わない形を取るのはどうかと考えました。昨今ヒットした作品もそういったものが多いように思います。


 そこで、「人類VS……」を想起させるようなキャッチコピーを考えました。それが今回の表題、


『地球、掃除します。』です。


 どんな話かはキャッチが受けたら考えます。いいな、と思ったらコメントやハート等でお知らせ頂けると幸いです。

1件のコメント

  • 一撃不殺のガンアクション



     第二回のキャッチは前回同様「ターゲット」「ベネフィット」の内、ベネフィットを固定して決めるという方法で考えたいと思います。

     作るのは小説ですから、読者諸賢が小説に何を求めているかから考察します。


     これを見るにあたって、ジャンルが有用になるだろうと思います。


     アクション、SF、学園、経済、コメディ、サスペンス、時代、推理、スポーツ、政治、ファンタジー、武侠、冒険、ホラー、歴史、恋愛。

     代表的なところと言えばこのくらいでしょう。


     アクションをジャンルとしてそのベネフィットを考えた際には、爽快感があるでしょう。


     一撃必殺。というキャッチならアクションなのかなぁと想像がつきますが、ありきたりです。なので耳馴染みの無い言葉を考えてみました。


    「一撃不殺のガンアクション」


     どうでしょうか。



    追記


     よくよく見ると、カクヨムには自主企画なるものがあるそうで、そこでこのキャッチコピーから始める企画をやればいいんじゃないかしらと思いました。

     よって一時ここで完結して、キャッチコピースタート企画を考えようと思います。
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