パッケージの違い
九夏3000キロという半ドキュメンタリー小説を投稿してる沢田です。
四月終りくらいからカクヨムに来て投稿しているんですが、他の方の小説のアクセス見て思ったことがあるので、それをエッセイにしようと思いました。
どの小説にも言えることですが、1話目のPVがピークで、あとは減退していくだけなんですよね。
連載していくと段々読者も増えていくのかなぁという考えだったのですが、どれを取っても同じ傾向なので、特殊な要素があるだろうと思いました。
そこで考えたのは、雑誌との違いです。
雑誌には連載の枠があります。本一冊買い切りの形で、自分が読みたい目当てのモノ以外も読む人は多いでしょう。
それが面白いかつまらないかは別として、読む人も居ると思います。
言えば我慢して読むという形です。これを続けると、あるタイミングで読者にハマる、というようなことが起きる気がします。
ところが、WEB小説には枠がありません。
読者は自由に一個単位で読むことが出来ます。
好き嫌い関わらずに取りあえず読む、という行為が無いので、PVが盛り返していく、ということが無いように思います。
一度切られると、WEBは切られっぱなしです。
PVの盛り返しがないと、書く側としては何が面白いかの実感が持ちにくいかなぁと思いました。
自由参加の弊害のようなものがあるのではないかと考えるのですが、対策としては書く専門・読む専門の他に、編集を入れるというのがあるかなぁとも思ったりしました。
WEB上に架空の枠組みを作って、そこに書いて貰う人を決めて、ページの中に全員の連載を入れてしまう。
もちろんパッケージを買うという行為が無いので、飛ばされる確立は高まるでしょうが、切られたらそれで終り、にはなりにくいかなぁと思ったりもします。
そのあたり皆さんはどんなことを思ってるんでしょうか。