小説を書いて、それなりの年数が経過した。
当初からPCにテキストを打ち込めばいいので、やることに変わりはない。
とは言えさすがにこの年数書いてて、小説を完結させられないのはまずいのでは、という危機感を数年前に抱いた。
ネットで少し調べるだけで出てくる創作論を読み漁り、自分に足りないのは何か洗い出し、金を出してアドバイスを求め、完結できるだけの精神力を保つためにイベントに申し込んだ。
とりあえず6万文字の小説が1つできた。
今読んでもとにかく粗が目立つが、当時は目標を達成したのでヨシとした。
そんなことを数年やって、とりあえず2作品3冊の同人誌を作った。
文字数的にはおそらく20万字くらい。世の長編小説書いてる人すごい、意味がわからん桁数すぎて勝手に震えている。
しかし、締切への重圧と、執筆に必要な体力と私生活の維持、同人誌やイベントへの金銭の都合で、イベント参加型を辞めてweb投稿にしたいと思ったのが、今年の年明けだ。
そこで短編を書いて、どこかの小説投稿サイトに投稿しようと決めた。
気楽に小説を書こう、書きたいという願望だった。
結論として、もう一度イベントを申し込み、締切を作るハメになった程度に書かなかった。
自分の怠惰を呪いながら、短編だったはずのものを書き上げた。
ネタ帳で方向性を調整して、プロットを作って、脚本の体裁の下書きをして、それでも書き上げられない己の不甲斐なさに怒りが湧いた。
でも、締切を作ったら完成したので、たぶん、もう諦めてそういう自分なのだと受け入れるしかない。
布団の上で大の字になりながら、そう思った。
そんな手探りで執筆方法は建設中である。もっと楽に書きたい。
では、投稿場所の迷走中とは何か。
そこそこの年数、インターネットには生息している。
なので、個人HPやブログや、その他サービスを渡り歩いたのだが、最終的に執筆よりも投稿の手間の方が勝つパターンを繰り返した。
あとサービスの終了に度々遭遇した。サービスの改悪にも遭遇している。
SNSで繋がった人が読みやすく、自分の投稿の手間が少なく、それでいて読みやすい場所はどこだよ!と内心で荒ぶった。
もう最終的には友人や身内が読んでいる小説投稿サイトを利用しようとなった。
調べてみたところ、投稿サイトにもルールや傾向がある。
ついでに読まれやすいジャンル、パターン、投稿時間帯、文体諸々があるらしい。
面倒だと思った。
面倒でも書かないと始まらないのと同じで、とりあえずチャレンジしてみるかと思い直した。
そして、今、ここである。
調べた意味はあったのかと言わんばかりの文体。
どう考えても読み手を選ぶだろう的なジャンル。
改行はするにはしたが、そもそもPCとスマホの画面違いすぎて対応できてるかわからない。
投稿時間だけは気をつけた。
頻度はもうどうしようもない。
自分がweb小説に求める条件が、どちらかと言えば完結しているかどうかなので、完結しているなら一気読みしたい派だ。
でも、昨今の騒動で新着荒らしと思われたらどうしようかと、ちょっと怯えている。
なので、この近況ノートを書くことにした。
荒らしではないのと、胡散臭い人間ではないという証明のために書いている。
今日の17:10から予約投稿しているけど、本当に胡散臭い投稿主ではないから!
これでもweb向きな小説ではないのは重々承知しているのだけど、会員登録せずに読める場所を探しているなんだという弁明をさせてほしい。
あと同人誌にした作品でweb再録するとなると、とある作品が完全オリジナルではないので(一部設定に制限が掛かる系の企画作品だ)、規約的にカクヨムが都合がよかったのもある。
そんな言い訳をつらつら述べるだけの近況ノート。
まだ何も投稿もしてないのになんのこっちゃ、気にしすぎ心配しすぎ、予約投稿された後の夜に書けばいいじゃないかと思われるかもしれない。
が、すまない、今日友人たちと飲み会なんだ。あと肉食べてくる。おいしそうな肉が待っている。
というわけで先手を打って、この近況ノートを投稿させてもらいます。それでは