長らく更新をしていませんでした。
理由を挙げればきりがないのですが、「私情で忙しかった」というのが一番です。
ということで、今回は「長期休載・打ち切り」に関するコメントです。
いくつかのラノベのシリーズを見ていると、何か月も、あるいは何年も次の作品を出していないことがあります。
理由は、本人の意向やイラストレーターさんの体調不良、はたまた編集上の都合など、様々です。
私はラノベ事情にそこまで深く精通していませんので、はっきりしたことは言えません。
しかし、カクヨムでは「長期休載」は作者自身によるところが多いです。
何しろ、「読者」と「作者」の間に立つものがありません。
そのため、「作者の都合」がダイレクトにその作品への評価につながり、すぐにカクヨム作品群の中へと埋もれさせてしまいます。
そして、カクヨムのランキングの都合上、一度埋もれてしまった作品は「打ち切り」にしてしまう作者も多いと思います。
確かに、埋もれてしまった作品は「失敗」と見做して新シリーズを立ち上げた方が、創作技術の向上にもなりますし、モチベーションも続きます。
その物語をどのように続けるのか、本人次第です。
しかし、カクヨムで物語を描き続ける一作者、比奈里諭としてお願いします。
どうか自分達が生み出した「キャラクター達の物語」を自分の都合で殺さないでください。その物語はただの黒歴史、ウケなかっただけで済まさないで、「完」の一文字を最後につけるまで彼らの物語を続けてください。
これからカクヨムで自分が生み出したキャラクターの物語を描く方々もも、そして今もカクヨムで描き続ける方々も、彼ら・彼女らの物語を描き切ってこそ新しい物語を描けると思います。
こんな大層なことを書いて少し恥ずかしいですが、拙作「かぐや姫は振り向かない」は近日中に執筆を再開します。
駿司やリーゼロッテ、そして謎の少女・玲良の物語も、新たな局面へと動き出します。
どうか、暖かい目で彼らの物語を見守ってください。