里見優

まだお話が大きく動かないのでレビューは控えていますが、朋と……たぶん心葉かな？　の関係の行方を楽しみにしています。
性同一性障害の恋って私にはまるで想像がつきません。朋くんの言う通り、男の子として「普通の」女の子を好きになったとしてもなかなか難しいですし、安直にレズビアンとくっつけばというのも心中複雑でしょうし……。そうなると心葉と関係を深めても、恋として発展するかどうかは難しいのかもしれないですね。
そのあたりもどうなるか期待しています。
ところで性同一性障害の場合、少年：少女の表現はどちらが正しくなるのですかね？　ジェンダーで表記したほうがよいのかどうか……。なかなか難しい問題になっちゃいそうですね。

楽しみにしています。

只野新人さんへ

私の作品を深く読み込んでくださり、本当にうれしいです…。ありがとうございます…！！
コメントにて感想も下さり、本当に感謝感激です…。
性同一性障害の方は、やはり「他人から見る自分」と「自分から見る自分」との相違に深く問題を感じていると思います。
只野さんが疑問に感じた「少年：少女の表現」も、どちらが正しいというより、本人と他人とで正しい方が違うかもしれません。
そう言った難しい面も触れながら、性同一性障害の方を決して傷つけないような文章でこの作品は完成できたかなと思います。
この物語の結末が、只野さんの期待していた終わりを迎えるかは、もちろんここで申し上げることはできません。
しかし、性同一性障害を抱える少女がたどりついた恋物語の一つとして、古河朋を見守っていただけたら幸いです。