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2019年が終わります

お久しブリリアンス。ささやかです。

もうすぐ今年も終わりますね。
思えば、去年チンディスがWeb記事で紹介され、今年は本物川小説大賞で素晴らしき結婚が特別賞と素敵なイラストをもらって、なんとなく順調にステップアップしているような雰囲気があります。ええ、雰囲気だけです。
私の創作における最大の欠点は、寡作なことです。その他の欠点は量を書けるようになってから言えよって感じだと思うんですよね。
私は公募で自分の創作が評価されるとか、正直微妙というか駄目だろうなみたいな諦念みたいなものがあって、それは今までやって駄目だったからとかじゃなくて、なんかそうだろうなーって思うだけです。じゃあやってみなよというのがド正論で、私もそう思いますが、でも、なんというか私には能力がない。ここでいう能力とは、公募で出せるほどの質と量を備えた創作と、労働に従事して生活を維持して幸福を目指すことを両立させる能力のことで、私にはそれがない。私は創作を自分の不幸の言い訳にしたくないし、するべきではないと思っているから、天秤を傾けることができない。勇気がないし覚悟もない。
今私は不幸でなくて幸福だと感じているわけでは別にないんだけど、まあそれでも、私は最も優先すべき創作は人生だと思っている。百万人を救う傑作を書くことよりも、自分の幸福になれる人生を作る方が偉大だ。私は私に克ちたい。いつだって私にとっては今がどん底で、それはだけど、私がここから這い上がる余地があると信じているからだ。いつだって信じている。この圧倒的な自己否定と自己肯定のはざまで、私はのたうち回って苦しんで息をしてます。
来年どんなものを書けるのか、はっきり言って私は自信がない。生活に殺されて、何も書けないような気がしている。ああ、でも、きっと生活に殺されるくらいなら、私は何かを書くだろう。それはそれでいいのかもしれない。だが、私の真なる望みとしては、生活に立ったうえで、私は小説を書きたい。
何を言ってるんだろうね。まああれだ、よいお年をお迎えください。ばいばい。

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