19話「決戦終了後の平和な一幕」にて拙作が一旦完結致しまして、その御礼の挨拶をと近況ノート初投稿です。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!
初めての一次創作小説で私以外の誰も読んでくれないかも、と思いながら書き上げた小説だったので、最後まで読んでくれる方がいたというのはとても!励みになりました。
色々と反省点はありつつ、悠宇と泰誠の物語としては満足な出来になったので良かったです。
19話まで書いてみた感想、
「泰誠ってフツーにこの後進学して、社会人になって、悠宇と結婚する気なんだろうな……」
でしたね。
当たり前にそうだと思い過ぎて疑ってなさそう。
もし続きを書くとしたら
『ヒロインとの仲を取り持とうとする悠宇にキレる泰誠』
『新キャラ♂が悠宇に接近して不機嫌になる泰誠』
かな〜と思いつつ、本当にボンヤリなので予定は未定です。
しかし泰誠に負荷になる展開ばっかりだな!
19話で執着心ぽいのをようやく見せたからには必然と言えば必然ですが。
というわけで、以下はツイッター(X)にて投稿していた裏話。せっかくなので近況ノートにも転載↓
【悠宇の髪型】
悠宇の髪型が短髪なのは初期設定のなごりです。
最初は悠宇には男装して〈主人公に好感度を教えてくれる友人〉全うしてもらおう!
と思っていたので、この段階ではまだ泰誠に男友達と誤認してもらっておこうかな〜な予定でした。
ただまあ書いてみたら、悠宇、泰誠が自分に気があるなどとは考えもしなさそう
→じゃあ男装する動機、薄過ぎない……?となり、男装ネタはお蔵入りに。
ミントなぼくらで育ち、中学時代は専ら男装してテニス部に入りまくった(そういう夢小説ばっか読んでた)身としてはリベンジしたい題材ではあります。
【迷子のメインヒロイン編】
私が生まれて初めてプレイしたギャルゲーはときめも2でした。
当時の私はまだ小学生、ギャルゲーのギの字も知らず。
可愛い女の子がいっぱい出てくるゲームだ!とプレイし、なんか普通に誰とも結ばれず寂しいEDを迎える……だったんですけど(笑)
今となってはもうときめも2の記憶もほぼなく。
唯一覚えているのが前述の誰とも結ばれずEDと、主人公とメインヒロイン(あともう1人いた気もする)の幼少期編だけ。
と言うことで、せっかくなのでこの原初のギャルゲー体験の記憶をほんのりオマージュ。
メインヒロインを迷子にさせ街歩きをさせてみました。
【剣王学園黙示録】
小説全体の裏話として。
そもそも最初(ストレス続きの実生活の息抜きに小説書こう〜〜〜となった時)の段階では、いくぜ!異世界転生!だったんですけれど。
書きたいことを整理した結果、
「好きな男が他の女とくっ付かないと世界がヤベーのに全然うまくいかない!」になり。
それを設定として詰めた結果、
ギャルゲーの主人公がヒロインを攻略すると戦闘能力を得られる!
=ヒロイン攻略できないと戦闘能力が得られず死!になったという。
この設定、下手に異世界に持っていくとややこしいな……?
異世界なんだから魔法の1つ2つ使えないのか?って思われかねない……
となると現代が舞台の方が分かりやすいよな……
という経緯で、現代ファンタジーというか学園RPGというか、な世界設計になりました。
ただまあ私自身は心のフェイバリット、実家の味、学園RPG……だったので、そういう意味ではとても楽しく書けてよかったな〜と。
剣王学園って名前は魔人學園が参考元です。
【4話、5話】
第4〜5話(小学生編、設定ノートの話)は、最初のプロットにはなかったんですが。
第3話で幼少期終わらせて即高校生編書き始めた結果、
「もうちょっと悠宇と泰誠の絡みエピソード欲しいな……?」と気付いて追加しました。
結果的にこの第4話での行動が、今後の話に分かりやすく繋がったので、書いて良かったなー!の気持ちです。
戦闘能力を有するのが泰誠である以上どうしても悠宇は守られ主人公になっちゃいがちなので、その辺なんとか上手い感じにできんかな……
と書いた結果、運動神経の悪さが設定として追加されてしまった悠宇。
まあおかげで、この先の展開にも説得力が増したので結果オーライかな〜。
【高校設定他】
学園の名前、鹿見吉学園はもうまんま九龍妖魔學園紀の天香 (かみよし)學園そのまんまオマージュ。
悠宇の性格的に、自分(悠宇)の見た目の描写を書くのが中々難しく。
たかがブレザー着てるよって地の文を入れるだけでもまあまあ悩んだ記憶が。
本編中どこにも入れられなかったんだけど、悠宇は地毛茶髪ショートカットのイメージで書いてました。
あと作中では直接は書いてないですけど、A組はいわゆる特進クラス、B組はスポーツ推薦クラスです。
だからどちらも少人数クラスで副教科は合同、という設定。
【アイラ設定】
アイラのキャラ設定を考えてる時にちょうどガールクラッシュを読んでキャアキャア!
言っていたので、アイラのカチューシャは天花ちゃんの影響。
天花ちゃんのはターバンの可能性もあるけど……
(まあ文字で書くならカチューシャの方が分かりやすいよねということで)
アイラ、悠宇と泰誠の仲を応援するポジションにしようってのが先に決まっていて。
じゃあキャラクターをどうする?ってのは結構ずっとあやふやだったんですけれど。
幼少期編で悠宇と泰誠のやりとりに笑うアイラ、を書いた瞬間に「お笑いオタクだ」の天啓を得てしまい、こんなことに……
私自身はお笑いオタクとまでは言えないんですけれども。
M-1の準々決勝動画は時間の許す限り見て(一昨年と去年は全部見れたけど今年はどうかな……)
準決勝配信を見て「このコンビが決勝いけたのは嬉しい!でもこっちのコンビだって決勝いかないとおかしくないですか!?」と叫ぶ程度です。
因みに第9話(変動する運命の跡)で話題に上がった芸人コンビは普通に滅茶苦茶分かりやすくモデルがおります。
どっちのコンビも今年のM-1いいところまで行ってほしいというか決勝、決勝……!
アイラが考えたコンビ名、実際に作中で出そうと思ったんですけれど私のセンスが無さすぎて良いコンビ名浮かばず断念。
【二人目のヒロイン】
二人目のヒロイン、初稿では「白鳥花霞」でした。
名前考え中にプロ雀士、白鳥pのツイートを見かけ拝借。
が、書いてる途中でふと「この苗字、後々の展開で無駄にややこしい名前になるな……?」と気付き、慌てて苗字変更。羽鳥花霞に。
で、そのややこしい要素っていうのが、日曜日は決戦で出てきたモチーフカラーの話ですね。
うん、なんで名前に白入れていいと思ったんだろう(笑)
羽鳥花霞は作中でも一瞬触れてますけど青がモチーフカラー(コバルトブルーのバングル)水属性です。
剣王学園黙示録、属性に相性はあるけど、一途プレイでもクリアできる程度にヌルめの難易度、というイメージ。
羽鳥花霞との出会いイベントを音楽にするか美術にするかはギリギリまで悩んでました。
フィーリングで美術にしたけど。
【第13話】
他キャラのフラグ折って親友と屋上で授業サボって大切な話をする(イベントイラスト付き)はもう、
九龍妖魔學園紀のオマージュをし過ぎている!!!ですね。
親友を追いかけて他のキャラ(特にヒロイン勢)のフラグを折りまくる展開は絶対オマージュしたかったので満足です。
【第14話】
この話(悠宇が前世の記憶を思い出す前の話)も最初のプロットでは存在しなかったという裏話。
泰誠が二人目のフラグも折っちゃった、仕方ないから初戦闘イベント遅延作戦だ!!!
くらいのノリでプロットは作ってたわけですけど。
屋上での雰囲気が思ってたよりしんみりしたので(笑)これもう1エピソード挟んだ方がいいな……
となってライブ感で書いた話。
初期の悠宇男装設定がここで使いまわされたの、書いてて自分で笑っちゃったな……。
【決戦は日曜日】
泰誠の戦闘終了後ボイスの元ネタは、もう何度も話題に出してる九龍妖魔學園紀ですね。
人生における最重要作品のひとつなので……
また戦闘終了後ボイスに複数種類あることを匂わせてますが、これはスターオーシャンとかテイルズ辺りが参考元。
少しでも楽しんで頂けたなら幸いです。
またお会いできたら嬉しいです!