さて、デスゲーム小説GotDの完結フィーバーもそろそろ終わってしまった感じのする今日この頃です。
『領収書の宛名は「(株)ゲーム・オブ・ザ・ダイニングデッド」で。』
https://kakuyomu.jp/works/16817330654156491066 「二周目してる!」とか「三回読んだ!」とかハチャメチャに嬉しいご感想いただいてるので、まだの方は読んでみてくださいな。
サクッと笑えるコメディなデスゲームです☆
『短歌で映画タイトル当てクイズ!』
https://kakuyomu.jp/works/16817330658557391834 第一目標だった50首達成。次は100首目指そうかなw
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というわけで宣伝もそこそこに、ウダッと語る。
私のカクヨムでの立ち位置って、「流行なテーマで書いてないわりにしちゃ、まぁまぁ読まれてるけど、ランキングに載ったり、星四桁超えするほどではない」みたいな感じなんですけど、たぶんしばらくはこんな感じだろうな、と。
それはそれとして、私はテンプレ小説って悪いとは思ってなくて、古典落語みたいなもんかなと思ってます。
古典落語も落語家さんによって、同じ話でも全くテイスト違いますから。
古典落語の『らくだ』や『死神』を滑稽系にする人もいれば、人情系にする人もいますし、怖い話にする人もいます。
それでも三代目・古今亭志ん朝師匠の落語から大きく外れた噺をする生きてる落語家さんって、ほとんどいないんじゃないかなぁ。
もちろん立川談志師匠の落語も人気ですけど、立川流は落語協会脱退してるので常設の寄席で簡単に聴けないので、私の中のサンプルが乏しい。
通勤中に時々、古今亭志ん朝師匠の落語CDをiPodに入れて聴いています。
とっても面白いし、聴きやすいです。現代の古典落語のテンプレを作った男だなとよく感じます。
私が一番好きな落語家さんは、春風亭一之輔師匠なんですけど、マジで滑稽話、最強です。元気ない時、一之輔師匠の落語聴きますもん。
コロナ禍以降、独演会行けてないなぁ。
笑点メンバーになってから、さらにチケット取れなくなってそうだ。
あと超絶技巧な柳家喬太郎師匠も好きだし、仁義なき義理人情系の三代目・橘家文蔵師匠も好きだな。
なんの話だったか。
そうそう。だからなんていうか、ザ・Web小説(匿名掲示板のSSやケータイ小説からの派生したイメージ)って感じの小説を見下したりしてる人がわりといるんですけど、あと十年もすれば「そういうジャンル」って住み分けできそうですけどね、と。
落語家さん達って、大抵マクラ(噺始める前の前置き)でこう言うんですよ。
「たかが落語ですから、真剣に聞かずにパァ~と聞いて笑って、フワッと良い気分で帰ってください」と。
そうは言いますが、彼らはその客をフワッと良い気分で帰らせることにかけて、超真剣に技を磨いてるわけですよ。
それって隙間時間に読んで、サクッと笑って面白い気分になれるWeb小説に似てるなぁと。
疲れるときに高尚で重厚な文学作品読む気になんてならんわけです。
だから、色んなタイプの小説があっていいと思うけどなぁ。
みんな好きに書きなよ。そして、他人の書いてるものが自分のより人気だからって貶める発言を公共の場で発信するなよ、と思います。
仲間内で愚痴るのはわかるけどね。
ま、最近、ちょっとSNS等で色んなものを見て思ったことでした。
ではでは。