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山城の本丸は最高所にあるとは限らない

戦国時代入門的な記事で、山城の本丸は最高所にあると説明されているのを見かけた。
簡単にまとめて説明するためにはしょうがないのかもしれないが、城が半ば主役の話を書いている身としては複雑な気持ちになってしまう。
いちおう作中でも説明しているのだが、作品を読んでくれる人のイメージとズレてしまいそうで。
たとえば私がヘビーローテーションしている久々利城などは最高所が本丸になっていない。最高所は「天空の見張り台」と呼ばれている。
著名な観音寺城も反例としてあげようと思ったが、曲輪の役割分析自体が微妙なので、やめておいた方がいいらしい。

そして城内の最高所が、その山系の最高所とは限らない問題もある。
たとえば山深い信濃の山城などは山頂まで登ったら大変な場所に行っちゃうものがあることが想像できるだろう。

これらをコラムにしてまとめたいと思ったのだけど、この件について述べたちょうどいい参考書が意外と見つからない。
自分の理解だけで言うのより、体系的にまとまった説明ができると思うのだけどなー。
もうちょっとだけ資料を捜索するんじゃよ。

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