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  • SF

結果でましたね~

わたしはあっさりと落選です。
まあ、あの状態は無理です。
開始前に必死こいて10万文字書いて投稿済みにしたのが間違いでしたねえ。


参加されたみなさま、お疲れ様でした。




さて。
こちらで公開している作品については、なろうと同時進行にするかどうかは更新再開してから考えます。

こちらに公開しても今のところメリットがないので。
便利屋シェケルについては、予約更新入れてるのでそこまでは続けますが、フォローついてないし読者も少ないしね。削除も検討しています。


一応、なろう版から少し手を入れているので、なろうのほうに反映させる作業もしないとなー。

ではでは。

2件のコメント

  • 個人的にはシュケルのほうが興味を引かれるのですがね……。
    魅力を感じた点は、落ち着いた世界観とそれを助ける文体、華やかではないが渋めな(男性的なという意味ではない)キャラクターの造詣です。
    ただ、それだけの魅力を私は予感しつつも、正直に告白すると、どうも第一章を突破できなかった……。ゆえに、作品フォローが付けられなかったのです。

    ひとつは世界観がいまいち映像で描けなかったこと。キャラクター描写はあるんですが、彼女たちがどんな空間で、何を見ながら話しているのかがつかめない。第一話を読み直してみると、一応小物や仕草、星の設定は書き込まれてはいるのです……が、多分僕が欲しかったのは、ただ一言「ここはシャトルの中である」という舞台提示だったんじゃないかと。そこをおそらく忘れてしまったことで、舞台設計を外堀から埋めるような遠まわしな表現になってしまって、少し目が滑るだけで映像が崩れ去っているのではないかと思うのです。

    それを助長させるのが「私」の存在感の薄さでしょうか。基本、ミオの行動を見守るスタンス、つまりアンドロイドとして持たせた個性なのでしょうが、全体を通してみると「ミオは」「ミオが」と続くので、あれ、これ語り手ミオか? とすら思ってしまうのです。
    一瞬でもそう感じてしまったら、もう会話がちぐはぐに見えてしまう。どっちがどんな性格なのかも判別がつきづらくなって、さらに言えばその状況を修正するため「丁寧に読み直す」という必要が生じてしまい、その時点で僕は諦めてしまったのではないか……という感じです。

    さらに、作りこまれたSFらしい設定は判るのですが、会話文での説明が長すぎる。私のような、長文に思わず目が滑る人……なんていうのは最初から相手にしなくていいと思うのですが、そういう人(私)は基本会話で状況を、仕草を、感情を掴もうとします。そこに流れを阻害する大岩がデン・デン・デン……とあったら、やっぱり目の動きが塞き止められてしまう。
    会話でも、地の文でも、もっと最初にやっておくべきことがあったのではないか、と思うのです。

    結局、三話くらいまで、ミオとジョンがどんな立場で、何をしようとし、何に困っていて、どんな物語で、どのような面白さが期待できるのか……というのが掴めなかった。もしかすると、設定や人物像、目標などが明確になりさえすれば、第二章からはめくるめくスペクタクルが展開されていく……のかもしれません。実際なんか悪そうなヤツも出てきましたし、物語も動き始めた気もしましたが……やっぱり、ごめんなさい、二人の映像や動機がつかめない以上、どんな魅力的な障害になりうるかも判断できません。

    相当な辛口を言ってますね。でも、最初に述べたような魅力を感じたのは本当です。「航宙輸送船を駆る便利屋、男勝りな船長ミオと、その相棒である冷静なアンドロイド・ジョンは、ひょんなことから訪れた惑星戦争に巻き込まれてしまう……」という単純なプロットを想像すれば、これはなかなか面白いんじゃないか、面白くなる要素を秘めているんじゃないかと思わざるを得ないわけです。肉付けの方向性が間違っているというわけではなく、その設計図を開陳する順番が、文の上でも構成の上でも迂遠すぎるのではないか。

    ……長くなりすぎて疲れてしまいましたでしょうか。
    僕の好みにあうSF冒険小説を書いてくれるのではないかと、私は作者フォローをしているのです。(ゆえに、もう一本のラブコメは、私にはジャンルがミスマッチ……でした。これに関しては好みの問題です)
    多分、導入部ですんなり、読者を動乱の中にぶち込めば、多くの人を呼び寄せることが出来る……と思います。流石にちょっと、ここまで書き進めた後では大変でしょうが……。

    ぜひとも、今後ますますのご活躍をお祈りしております。
  • >只野社会人様

    初めまして! 
    拙作をお読みいただきありがとうございます。
    なろうとこちらとで何作か公開しておりますが、ここまで丁寧にコメントをいただいたのは初めてで、とてもうれしいです。
    近況ノートにコメント機能が付いたことをこれほど喜んだことはありません。
    辛口長文ぜんぜんオールオッケーです。これでも相当手加減していただいているのではないでしょうか。


    それと、一番聞きたかった「なぜ読みやめたか」の部分をつまびらかにしてくださって本当にありがとうございます。
    いただいたコメントを読んで、なぜ自分の作品が読まれないのか、の理由もはっきりわかりました。
    話が迂遠すぎる、展開が遅すぎる、という部分。
    おそらく私が書いているどの作品も共通している点、だろうと思います。

    きちんとプロットがあって、およその配分が終わっている作品以外は、スタートとゴール、途中の経過ポイントだけ決めて書いているので……。

    道筋(プロット)を立てて枚数配分をする。エピソードを取捨選択する。
    本来やるべき部分を、Webだと垂れ流しにできてしまう。
    それでも更新があれば読んでもらえるから、文字数の底上げになるからと甘えた結果なんだな、と気づきました。
    Webで簡単に公開できるのでモチベーションを上げて毎日書くには最適のツールではありますが、それだけではだめなんですよね。

    それでもいい、気ままに書きたいと思う作品はそもそも賞に応募すべきではありませんでしたし、読み手を考えないで書く作品は、それこそ読ませる場に置くべきではありませんでした。
    気付かせていただいて、ありがとうございます。

    シェケルに関してはもともとが2000文字程度の掌編で浮いてきたキャラクターたちでして、キャラクターとワンシーンだけを切り取って書いておりました。
    その癖が抜けていないのかもしれません。
    おそらくキャラクターが見ているものを描く時に、省きすぎていて。
    作者は当然知っていて、読者にも見えていると勘違いしてしまっている。

    うはぁ……こう書き上げてみると、全然だめですね。
    よくある小説の書き方の悪い見本そのままです。

    手直し、というよりは改稿になるかと思いますが、手を付けたいと思います。
    時間がかかっても只野さんに最後まで読んでいただける作品を目指したいです。

    長い返信となってしまいました。
    あらためて、御礼申し上げます。
    どうぞよろしくお願いいたします。
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