暁天に鳴くも、いよいよ8章まで更新が完了しました。これにて「あやし者を知る」ターンは終了となります。
あやし者たちの抱く理想を知った理桜が、この先どのような道を選ぶのか。次からは2章ほどを使って、理桜の決意と覚悟のターンになります。冒頭しか出番がなかった某人物たちも、少しだけ再登場してくる予定です。
物語上大きなターニングポイントとなる2章となりますので、少しでもお楽しみいただけますと幸いです。
また、9章、10章の更新が完了したあと、11章から物語は第二部に入ります。
第一部は世界観の説明と人物紹介をメインに据えていたため、大きな事件はほぼ起きず、比較的平和なエピソードが多かったのですが。
第二部はでいよいよ歴史的な事件をモチーフにしたエピソードが増え、時代が大きく変動していきます。文久三年以降の長州藩にとって怒涛の時期を下敷きにしたストーリー展開となりますので、今まで以上に辛い場面、シリアスなシーンも増えてきますが、どうぞお付き合いいただけますと幸いです。
歴史がお好きな方ですと、タイトルだけで「あの辺りの事件かな?」とわかる回も多くなるかと思います。気になる事件だけでも、気軽にお読みください。
それでは、引き続き物語をお楽しみいただけますと幸いです。