こんにちは、さくらです。
ここまであけすけに、自分を投影させて性のことを語ったのは初めての作品でした。
作中にもある通り私はバイセクシャル(パンセクシャルなのかどうかは不明です)で、性行為に対する気持ちは、おおよそ作中の市川瑠衣と同じです。しんどいなぁ、と思いながら生きていますが、性行為のことって、ジェンダーのこと以上に言いづらいので、ずっと蓋をして生きていました。
ただ、今回のカクヨムコンで短編小説の中に私小説部門があって、「ここだけの話」という文句が響いて、書くことを決めた経緯があります。
今回、自分のこととして作品にすることができて、どこかスッキリした気がしています。読者の方がたが、眉をひそめるシーンもあったこととは思いますが、瑠衣を通して、その悩みを知ってくれたならとても嬉しいです。
次作の構想は、まだ練っていないのですが、細々とでも短編を中心に、ジェンダーものを書いていきたいなと思っています。
では皆様、よいお年を。