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ツーフーは突然に。

いつもお世話になっております、あげもちです。

 今回は作品とは全然関係のない事なのですが、人生初体験なことがあったのでご報告です。

 実はあげもち。趣味で格闘技をやっておりまして、就職も決まり卒業式を目前と控えた今、暇だったので高校生の頃に通っていた格闘技のジムへ行きました。

 久々の変わらない先輩方の顔ぶれや、タイマーが鳴った瞬間の緊張感。

 屈強な先輩とグローブを交え、時に笑い、時に悔しさに歯を食いしばり……。

 そして深夜11時。「お疲れ様でした!」とジムを後にした私は、尾崎豊を聴きながら、しんみりとルンルン気分の間で、アクセルを踏んでいました。

 そして、余韻が抜けないまま、シャワーを浴び、軽く夕飯を食べいざベッドへ。

 明日もトレーニングと執筆と、最近始めたイラスト練習をするんや!

 と目を瞑って約1時間後。

「……ん。……っ!? いてぇぇっ!」

 左足首に、まるで太っっい針が筋肉の奥まで刺さっているんじゃないかって、痛みに目を覚ました。

 え、何これ? と言う感情よりも先にやってきたのは、圧倒的鈍痛。

 イライラとズキズキの中、スマホで症状を調べる私は、結局何も分からないまま朝を迎え。

 そして午前中、幼少期から行きつけの整形外科に駆け込んだところ。見慣れたクマみたいな先生が深刻な顔で言いました。

「これね、私も久々に見たよ。本当に何したの?」

「いや、いつも通りちょっと動いただけですけど……え、これ結構やばい感じですか?」

「これね……」

 ……。

「運動性の痛風だね」

「ふぇ?」

 この時、本当に小説みたいな素っ頓狂な声って出るんだなって思いました。

 てかよく見たら、深刻そうなだと思っていた先生の表情も、どうやら先生自体興味津々だったようで、食事が原因の痛風との違いなどの話しながら、先生、イキイキしてました。

 その後、痛み止めを打ってもらい、後日血液検査の結果を聞きに来る約束し、処方箋をもらって帰宅。

 水を用意してなくて、舌の上で溶けた粒ぐすりは、ちょっとだけ苦かったです。

 お酒や煮干しなどを食べてなくても、やってくるあいつ。

 ツーフーは突然に。
 
 皆さんもお気をつけて……。

 長文失礼いたしました。

 

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