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上海思い出の味その3

そうそう、上海の郷土料理って聞いて何を思い出しますか?
小籠包、上海焼きそば、上海餅などなど、日本でも聞いた事のある料理があると思いますが、こっちに着て驚いたのが小籠包以外は上海焼きそばも上海餅も特に郷土料理と言う訳ではないと言う事です。
つまり、日本に来た中国人か帰国した日本人が勝手に広めたなんちゃって上海料理だったと(笑)。
まぁ、アメリカにはカルフォルニアロールなどと言う寿司があるんでそう言う事にとやかく言うつもりはありませんが(と言うか、日本に来た外国の料理はみんな魔改造されて日本人の味覚に合うように改造されてますからね!)。
天津飯も中華丼も中国にはありませんから(笑)。

さてさて、そうなると一体上海の郷土料理ってどんなのって思いますよね?
なので有名なものを一つ出してもらいました。

「糖酢小排骨(タンツゥーシャオパイゴー)」

要は小さくした骨付き(大体が軟骨)豚肉のから揚げを甘酢で絡めたモノですね。
黒酢なのでちょっと癖がありますが、慣れれば意外と美味しい。
油っこいのも酢が入っているので意外といけます。
今回出してもらったのは骨抜きなので気兼ねなしに食べられますが、骨付きは知らないでかじると歯が痛くなります(笑)。

酢豚とはまた違った味わいなのでこれはこれで行けますね。

あと、どんな感じと言っていいのかですが、スポンジみたいな豆腐(?)ときくらげ、と不明なシナチクの細長いようなものを甘じょっぱく煮た「コーフー」なるモノもありますが、私は苦手なので今回はパスです(笑)。

現在は若者中心に上海もエスニックブームで、辛い味付けが好まれているようですが、日本人には辛すぎますね。
年配の方もあまり辛いものは好まないようで、程々の辛いモノまでの様です。

2件のコメント

  • 私は、、上海料理と言って、牛の肺を食べさせられたことがあります。
  • @fumiya57 様

    コメントありがとうございます。

    ああっ!
    あれですか!!
    地元の人曰く、ゲテモノ類ですね(笑)!

    確かにお酒飲む人は「雑臓」とか言ってレバーとか胃とか腸を料理した物好んで食べてましたが、一緒にいたスタッフに止められました。
    どうやら普通の家庭ではあまり食べないものらしいですね。

    上海は肉だと鶏とか豚がメインです。
    牛は近年になって食べ始めたらしく、東北とかウイグルの方が昔から食べるのが多かったらしいですね。
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