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ある方の小説を読んで

レビューというのは難しい。ある方の小説を読んで『月は無慈悲な夜の女王』の影響を見て取った。私にとってはこの感想は好意的なものである。AIが占った結果をプリントアウトしようかと主人公に聞くシーンなどにやっとしてしまった。だが、影響を感じるとトウシロの私が言ってみて、それを批判と取る人もいるのではなかろうかとか考えてしまう。
一度でも小説を書いてみようとした人ならば、その難しさは共感してもらえるだろう。その方の小説の横に出てしまうレビューは、もはや本の帯と同じようなものなのかもしれないとか思ってしまう。
というわけでは私はレビューをすることをためらっている。願わくば、その作者さんがこれを読んでくれないだろうかという矮小な試みが成功することを祈るばかりである。
その方がつけてくれたレビューが嬉しかった。それ故に自分が書くのをためらってしまうことになるとは、自分でも少し驚きである。

3件のコメント

  •  こんにちわ。『ある方』です。私、カクヨムに来たのは6月17日が初、したがって『月は…』たる作品は未読です。近日中に読ませていただこうと思いますが、このサイトの仕組みに今ひとつ馴染めなくて右往左往、時間を食っています。
     実はここで『アイ』という名のAIが登場する小説を見つけたりして、(やっぱAIだからアイPってネーミングは安直だったか)と反省することしきりです。名付けはホント、むずかしくて苦手です。
     事程左様に、平素から『かぶらないように』気をつけているつもりなのですが、『似たようなこと考える人々=同好の士』はちゃんといるもので、中々避けきれません。もしまたお気づきの点があれば、ご指摘ください。
  •  丁寧なコメント返し、ありがとうございます。
    私もまだカクヨムというサイトの雰囲気を掴めずにおりますが、楽しいんでおります。
     一度読んだものから影響を受けないというのは脳の都合上ほぼ不可能です。好意をもって読んだものであればなおさら。くれぐれも私が記した全てに批判の意図はなく、ただニンマリ拝読した様子が伝われば幸いです。
     ぜひ一度『月は…』手に取ってみてください、名作ですので。
    何より、続きをお待ちしております。
  •  大切なことを忘れていました。拙作に初めてのレビューを寄せていただき、本当にありがとうございます。嬉しくてついテンションが上がってしまいました。
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