『推しの弟に懐かれました』では、明るいだけじゃない女性が主人公です。
まず目覚めて絶望して、次はどうなるのか不安になりますし、調子を取り戻すのにも時間がかかります。
推しに出会った際には、嬉しさが勝ちますが、それだけではいられません。
ちょっとしたことで色々と考えて落ちこみます。
おそらく、面倒くさい子だと思う方もいると思います。
でも、不安定で強くはないけれど、遠回りでも、立ち止まっても、最後には進みます。
世界を変える力なんてない子が主人公の、世界の軸とは違ったところで、笑ったり、落ちこんだりして、右往左往するお話だってあってもいいかなと思って書いています。
意図せずに登場人物が動いている部分もありますので、私自身最後はどうなるのか、どこまで書くのかわかりません。
筆が早くなりたい今日この頃です。