今回は1話完結の短編です。
ある街に引っ越してきた行村が路地裏でとある喫茶店に出会うお話です。
改札がある喫茶店という不思議な喫茶店をテーマにしました。
ジャンルを考えてみましたが、SFでもお仕事系でもグルメ
系でもない感じがして、謎のままです。
もう少し設定があるのですが、謎のままでもいいかなと内容も謎が残るお話となりました。
ただ、このお話を書いていて思ったのは、元気になれる場所、心休まる場所、わくわくする場所、どんな場所でもいいからそんな場所がひとつ、いやいくつもあればいいなということです。
例えば今回取り上げた喫茶店以外にも本屋、お店でなく神社だったり公園、はたまた好きなことをすればどんな場所でも気分が良くなることもあると思うので、場所には限らないのかもしれません。
依存先はひとつではなく複数で分散させるといいというように、自分にとって大切な場所や好きなこと、好きなものも複数あったならいいと思います。
そんな場所を見つけたいという願いも込めて書きました。
このお話を読んでほっとしていただけたら嬉しいです。