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一神教

アマンダ王国のことを書くと
どうしても「宗教」について
いろいろと考えざるを得なくて

西洋で言う
「中世の暗黒」も
キリスト教という宗教勢力が強くなったため
あらゆることに禁忌が被さってきたからですよね

ルネサンスが、それを破るまで
西洋の芸術には
宗教画しかなくなった
と言うといいすぎなんですけど
芸術のスポンサーになるのも怖い時代がありました

有名なメディチ家だって
家財を傾けることで
ようやくスポンサーになれたわけですし。

おっとと
話がずれた。

日本人にとって、凄く矛盾して感じるのは
一神教の宗教勢力にとって
「信教の自由は悪魔の所業」なんだ
ってことですよね

他人がなにを信じようと
なんでもいーじゃんと
日本人は思うけど
一神教の人にとっては許せない。

だから……

明治維新の最初の頃
日本の神道の勢力が
「キリスト教の神 も 祀りましょうか?」
と言うお誘いをしたら
キリスト教関係者が烈火のごとく怒りまくって
神道側はポカンとした
という話を読んだ気がします

あれは、ハリスの駐在日誌だったかな?
ひょっとしたらアーネストサトウだったかも
うろ覚えですみません

一神教では、正しい神を信じる
この宗教 だ け を認めるべきだ
って言うところから譲れないんですよね

その意味で、ショウ君達の世界で
宗教問題が真に解決するのは
相当先になりそうですっていうか

我々の世界でも、ますます解決から遠のいてますよね



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