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75話投稿のお知らせ※前回のあらすじあり

『東海の覇者、桶狭間で没落なれど』
75話【美濃、四散す】を投稿いたしました。
※間違って3日の21時過ぎに一瞬投稿しましたが、こちらの予約投稿ミスです。

今回の小話はちょくちょく出てくるこの方【足利義輝】です。

【足利義輝】

足利義輝は幕府の実権を三好長慶から取り戻すために、色々自身の権威をあげるための行いをしています。
上記の作中にもあるように、諸国で起きている戦の調停や、幕府の役職を任命するなどそれはもう色々やっています。
その中で今回触れるのは「偏諱」というものです。偏諱とは自分の名前を一字与えるもので、本来将軍からのこの行為は大変名誉なものです。
しかし応仁の乱以降、足利将軍家の権威が落ち始めるとその価値もあまりなくなっていく始末。足利義輝が偏諱した人物の中には、朝倉義景←や六角義←賢、そして毛利輝←元などがいます。しかし実際に足利義輝と会ったことの無い人物もいたとか。
それではなんのための行為か甚だ疑問に感じますね。
さて、では前回のあらすじのコーナーにまいりましょう。


74話【新たに下された命】より

松平元康による三河平定戦は、元康の大幅な譲歩により和睦する運びとなった。新たに獲得した一色港で知多湾の海上封鎖を行っていた一色政孝は、和睦の項目の1つとしてあった海上封鎖の解除を受け入れ、しばらくは自由な航海ができる海が帰ってきた。
しかし大井川城へと戻って来た政孝は暇を持て余し、新たな娯楽を作ることを決心した。その名も源平碁、所謂リバースを生み出し一大ブームを巻き起こす。そんな折りに、当主である今川氏真よりとある密命が下された。
越後に向かうこととなった政孝は、まだ見ぬ上杉謙信に思いを馳せる。


ではまた明日この時間にお会いいたしましょう。

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