『東海の覇者、桶狭間で没落なれど』
73話【不平等な和睦】を更新しました。
さて今回は誰を書きましょうかね・・・。はい!決めました。
【徳川家康】から有名な話を1つ
甲斐の大名武田信玄が、畿内を中心に広大な範囲を勢力下に置いていた織田信長打倒のために兵を挙げた。信長と同盟を組んでいた家康も当然信玄の侵攻を阻むため待ち構えていたのだが、あろうことか信玄は家康のいる浜松城をスルーしたのだ。徳川家中ではこのまま城に籠もるか、打って出て武田と戦うかの二択に迫られたが、武田を攻撃することに決め城より打って出た。
結果三方ヶ原の戦いで大敗した家康は命からがら浜松城まで逃げるのだが、あまりの空腹に耐えられず道中にあった茶屋にて小豆餅を食べていた。その最中武田の追っ手に見つかり、代金を払わず逃げようとすると店主に捕まり金を払わされ、あげくに恐怖のあまり漏らしてしまったとか・・・。
この敗戦をそれ以降の教訓とし、後の強い徳川軍の礎になったという話でした。
ちなみに漏らしたことが家臣にバレた家康は「焼き味噌だ」と言ったそうです。それは流石に・・・。
では前回のあらすじのコーナーにまいりましょう。
72話【稲葉山城の変】より ※タイトルを変更しております。
無事に家督を弟の重矩に譲った半兵衛は稲葉山城に、義父の安藤守就とともに乗り込んだ。少数の手勢のみを引き連れ龍興の寝所を訪れた半兵衛は受けた任の報告と偽り、龍興を手にかけることに成功する。
美濃三人衆の協力により、西美濃を守就の勢力として統一し来るべき時のために備えた。
竹中家から離れた半兵衛は守就の手足として、各国を巡る度に出ることに決めた。
美濃は一体どう落ち着くのか、また周辺国の動きはどうなるのか。
ではまた明日お会いいたしましょう。