こんにちは。
「冷たいナイフとろうそく」最新話を公開しました。
今回は、私=ゆねの過去編、彼女の色を失ったのは何があったのか、そこを導く上での彼女の形成過程になっています。
それにしても、ピアニストの母なのに子供にピアノを教える暇がなく外部から人を招き入れて、指導してもらう、こういう光景かなりざらにあるんですよね。私自身も、母が忙しく、外部の母の友人からピアノを習っていました。ですが、小さい頃は母親の愛情が欲しく、ひたすら練習した曲を母親の前で弾いて、アピールする、褒められることが嬉しかった、そんな記憶が強いですね。だから、この物語後半でも出てくるように、ゆねちゃんは着飾って、かわいくなり、母親に「可愛い、お姫様みたい」と言われたかったのかな、そんな思いで、今回書いてみました。
私も、シンデレラのように、突然美しくなって、王子様が来てくれないかなそんなことを夢見ていた時期もあるほど、ちょっと憧れてしまいます。