今回、新作で「21歳の誕生日」を1話完結で書かしていただきました。
それの編集後記みたいな形になってしまいますが・・・。
この作品は、亡くなった親友が夢に出てくる、それが一番強い印象を与える作品になっていると思います。
私自身、大学3年生で幼馴染みを交通事故で亡くし、葬儀の際も、何も言えなかった、そんな思い出があります。幼馴染みとは、誕生日も近く、小学生のころとかは、よく一緒に教室でお誕生会をやったり、よく笑い合った仲でした。だが、突然、大学3年生で家に帰ってきての訃報。私は、何度も嘘だと思い、何度も聞き返しました。葬儀の日、名前には、その子の名前が書いてあるのに、「そんなことない」私は、何度も思っていました。それから、何か月か経った後、ふと、夢にその子が出てきて、なんか言っているのだが、何を言っているのか聞こえない、そんなことがありました。けど、悲しい感情はなく、おそらく、安心していいよ。楽しく過ごしているから。そんなことを言っているような気がしました。
ほんとに、仲の良い友人、幼馴染み、親しい人、家族、いつ何が起こるか、そんなこと予測できないと痛感し、今を大切に1日1日過ごしていこうそう、毎日思って強く現在は生きています。