現在は削除されてしまいましたが、「作者の許可なしに作品を批判するのはやめて欲しい」という意見を見かけました。
お気持ちは充分、わかります。私も批判されるのは堪えますから。
でも、残念ながらネットに公開する以上、いろんな価値観を持った読み手さんが存在します。
当然、好みも人それぞれ異なります。なかには、あまりにも相性が悪くて、辛辣に批判されることがあるかもしれません。
だからといって、公開した以上、作者はそれを受け入れるべき、という考え方もどうかな、と思います。
いくら批判は自由といっても、批判された作者さんは時間をかけて書いた作品です。好みじゃないからといって、ばっさり切り捨てるのはあまりにも気の毒です。
(それぞれの作品レベルは別にして、同じ書き手同士なのだから、そのあたりの心情は汲んでいただきたいものです……)
それを回避するために、辛辣な感想や批判が欲しくない場合は、プロフィールかあらすじにその旨を明記してはどうでしょうか?
「作品の批判はご遠慮ください」と書いていても、無視されるかもしれません。
それでも、何も書いてないよりずっとマシです。
それに「批判しないで」と明記している作品を批判したレビュアーさんだって、書き手の意思を尊重しない人なんだと、第三者から白い目で見られてしまいます。
レビュアーさんがわも、よほどの覚悟がないかぎり批判しないでしょうから、確率は下がると思います。
追記
書き忘れたので少しだけ。
もちろん「感想ください」と作者からレビュアーへお願いした場合は、辛辣でもかまわないと思います。
書き手側のスタンスを明確にしておけば、いくらかはトラブルを避けられるのではないでしょうか。