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異世界系小説ってさ。

中世ヨーロッパ的な世界観で組んでるのが多いけど、中世ヨーロッパの知識を持って書いてるorきちんと調べながら書いてる人はどれだけ居るのだろうか。「ぼくのかんがえたいせかいではこうなんだよ!!!」とか反論されたら何も言えんけど。

3件のコメント

  • コメント失礼します。

    そもそも「実際の中世ヨーロッパ」をモチーフにしている作品はほとんど無いと思いますね。
    「中世」の範囲自体がかなり広いですし、本当に知識を持っていたり、調べて書いている作者はかなり少数かと。
    だからネット上の一部では「ナーロッパ」などと呼ばれるワケで……。

    ちなみに私は「ナーロッパ」自体は否定していません。
    面白ければ何でも良いと考えてますし、「リアルとリアリティは別」とも考えていますので。
  • 三蛸ボルコムさん、コメントありがとうございます。

     まぁ、カクヨムさんや書店に乱立している異世界ファンタジーを見ている感じ、実際の中世ヨーロッパをモチーフにした作品はほぼないと思います。ですが、身近にある異世界ファンタジーのほとんどが中世ヨーロッパ(1000~1600年代)、もしくはそれに基づいたゲームや小説にインスパイアされているのはほぼ確実ではないでしょうか?

    現代に生きる我々からすれば、中世ヨーロッパはもはやファンタジーの世界になっている気がします。(異世界ファンタジーの世界観が中世ヨーロッパ風になっている理由の一つかもしれません)ですが、当時のヨーロッパにも(失敗こそ多くあれど)国を運営するための理由がある政治手法は沢山ありましたし、風土に基づいた学問や芸術もありました。いわばヨーロッパ風世界観のアイデアの宝庫なわけです。

     それにならって、もしくは発展させていけば、読者が納得するような深みのある世界観を構築できるのになぁ、もったいないなぁという所存です。私がとやかく言う権利はありませんが、『ナーロッパ』で押し通し、世界観の描写を入れずして異世界ファンタジーだと名乗るのはなんだかなぁ……と。

     ここまで長文を書かせていただきましたが、結局私がしたかったのは単なるお気持ち表明、紋切り型の展開が流行っていることに対しての恨み辛みです。
    『時代劇を見に来たんじゃない、剣と魔法のファンタジーを読みたいんだ!』と言われたら、私は黙っているしかありません。
  • 仰る事は分かりますねぇ……。
    恨み節もよく分かるお話です。

    私は「ナーロッパ自体は否定していない」と言いましたが、「紋切り型」の「流行に乗っただけのデッドコピー」作品は否定しています。
    そして、そういった作品の多くが「時代考証や設定が適当」な作品が多いのは事実だと思います。

    自分で書く場合ですが、私も設定などを考えるのは得意ではなく、特に好きなワケでもないのですが、それでも自分の作品ですので出来る限りは「しっかり考えようっ!」と、意気込んではいますね。

    デッドコピー作品を見ていると、「自分で考えないの?」とか「ホントに創作をしたくて書いてるの?」と疑問に感じてしまいますねぇ。
    まぁ、「書き方や動機は人それぞれ」と言われたらそれまでですが……。
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