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近況と、次の長編のアイデアメモ

 今更の報告ですが、ツイッターでは言いましたが、ハヤカワSFコン二次で落ちたのは7/25にわかり、その後かぐやSFの短編も8/8に落ちており、今は何も応募してません。
 ハヤカワの一次通ったのは記念になったので名前が乗った号のSFマガジン買いましたけど 本当に単なる記念になりました。

***

 ここからはまた「持続可能な吸血」の話です(メモなので句読点などバラバラですすみません)
短編版にあるようにタユタは環境保護活動家として有名という設定ですが、実態がまったくわかりませんでした
今考えてるのが、タユタは美容系ユーチューバーで環境にやさしい化粧品を選択しておすすめしてるというものです。それでバズったことで有名(インフルエンサー)になったという流れ。インスタグラムのほうがいいんだろうけどよくわからないし動画のほうが小説で表現しやすそう。

表の顔ではテロリストとばれておらず、世の中には別に正体不明のテロリストがいると思われている。テロリストの名前は「撹拌者(ブレンダー)」で、タユタのことだとは思われていない。この裏と表の顔という設定は基本だと思うのですが閃光のハサウェイ観るまで思いつきませんでした。

そしてもう一つの設定が、人間が夜に見る夢の中で広告を見せられているというアイデアです。血の中でデータの保存や送受信をしている以上、夢の中でも消費社会から逃れられないのです。

この夢の広告の中でタユタが出てくると序盤の説明が簡略化されていいのですが、タユタは企業のグリーンウォッシュ(環境保護にみせかけた利益追求)を嫌うはずなのです。だから広告塔にならない気がする。でもそれも含めて表の顔なのか?
自分が環境にやさしいと認めた商品だけ広告して、あとで悪い企業を潰しに行くテロリスト?
なんかやっぱり環境問題を扱うと現実に近すぎてメッセージ性が強すぎてきな臭いと感じてしまう。自分としてはエンタメをやりたいのに。でも間違ったテーマは嫌で、合ってるけどそんなに重視しないみたいにしたいけど。現実のSDGsをバカにするようなものにはしたくない。タイトルはそう見えるけど。これは作為的に調整するのではなく、自分がそう真面目に考えてればちゃんと現れるのではないか。
(しかし、「環境保護がいきすぎて殺しまくってしまう」というキャラ造形の時点で環境保護アンチに思われるのではないか?そう思われないように保護について調べているけど)

流子はあまり意識高くない人であってほしいのに、タユタを毎日見てるファンだとすると意識高そう。流子は美容が目当てで見てるだけで、主張はどうでもいい。

でも最大の問題は、作者の自分が美容とかに詳しくないってことですかね。インスタグラムとかもしらない。「インフルエンサーの女性吸血鬼」というアイデアがあるだけで、「インフルエンサーの女性」についての解像度が低すぎる
最初にそういう描写を多くすると、後でバトル展開ばかりになったら「期待と違う」と思われてしまいそう

そもそも後半どうなるのかほとんどプランがない 変なラスト案はある
転生化石のほうも、これくらい適当に始めたけどやってるうちに出てきたので
始めるのが最優先なんだろうけど

適当に始めると序盤の修正が大変だし、出だしでスルーされると次に目に入ってもスルーされるだろうから機会損失。だから序盤考えているが、焦りだけ募る。

短編版をカクヨムの自主企画に出してもpv1だったことがあり、出だしでブラバされた可能性あり。

連載状態になってたまに意見をもらえる状態が一番やってる感があって充実するので、今はきつい。早く始めたい。作品に取り組んでる状態じゃないと精神が安定しない。

2件のコメント

  • 実際に、化粧品をおすすめする動画をいくつかみてみるとか。
  • そうなのですよね。多少見てみたけど詳しい人が読むとバレるだろうなとか 今まではゲームとか異世界とかSF小説ネタとか既知のネタで序盤開幕したのにいきなり門外漢のことでつかみを取ろうとする不確定さに心配があるのかもしれません そこが少し言語化できました 他の案も含めていろいろやってみてます。
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