こんにちは、りおんです。
また夜にどうしたと思われるかもしれませんが、ちょっと思ったことがありました。
長くなりますがお付き合いいただけると嬉しいです。
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それは、他の作家さんが、「新作書きました!」と言っていたのを見た時のこと。
それはいいことだと思うのです。その作家さんのファンの方もいるだろうし、新しい物語というのは読むのもワクワクします。
ただ、その方、「連載中」となっている小説が何作もあるのがどうしても引っかかってしまって。
他の作品も精力的に書かれているし、新しいものを書くのも自由なので何も言えないのですが、これも連載中のままずっと行ってしまうのかなぁと、不安になってしまいました。
それと同時に、自分の小説もこのままではいけないなと思いました。
今、「笑われても、君が好き。短編集」を書かせてもらっていますが、これもズルズルと引っ張らないで、どこかで区切りをつけた方がいいなと。
そういう意味では、上で書いた作家さんのおかげで、自分の小説を見直すいい機会になったなと思います。
本編は最初は1年生が終わるまで書こう、そして終わりが来て、いやここまで書いたなら卒業まで書きたいなと、高校生の3年間というわかりやすい区切りがあったのでお話も考えやすく、終わりも分かりやすくてよかったなと思います。
ただ、短編集の方は一話完結で本編のあのお話の間にあったことや、あのお話の振り返りのような形なので、出そうと思えばたくさん出てくる。そして終わりが分かりづらいと気づきました。
でも、だらだら適当に書いていたわけではなくて、一応の終わりも考えていて、「主要な登場人物が全員出せたら終わろう」と思っていました。そして18話書いてきた中で、主要な登場人物で出てない人が1人います。その人が次に出てくる予定です。
となると、19話で終わり……といいたいところですが、キリが悪いので20話で終わりにして完結済にしようと考えました。20話はまだ何も考えていません。
私は小説を書き始めたのがわりと最近で、長編小説を書いたのも「笑われても、君が好き。」が初めてです。分からないことがたくさんありながら、団吉くんたちのことは大好きになったし、読者の方に教えてもらうことで、足りないものが分かってきたという、本当に大事な作品となりました。
団吉くんたちの大学生活や、その後のお話は今のところ書かないつもりです。でも数ヶ月後や数年後、振り返ってやっぱりその後が書きたいとなるかもしれません。先のことは分かりませんが、一応私自身の「笑われても、君が好き。」からの「卒業」とさせてください。
これでいいのかよく分かりませんが、みなさまはどう思われるか少し気になりました。もしよろしければ思ったことをなんでもコメントに残してもらえるとありがたいです。
ここまで読んでくださったみなさま、今読んでるよというみなさま、やっぱり合わないなと感じて離れられたみなさま、本当にありがとうございました。
ここで得た経験は次に必ずつなげます。
ということで、短編集はあと2話、よろしくお願いします。