幼馴染や恋人を寝取られて、最愛だった幼馴染や恋人を浮気相手と共にざまぁする作品を書く人ってメンタル強いなぁと思う。
でも、なんだか最近、そのざまぁが理不尽なものに見える時もある。
作品としては面白いんだけど、寝取られた幼馴染や恋人にもうちょっと救いがあってもいいんじゃないかと思う。
多分だけど、彼女達がそうなってしまった理由とか背景がそう思わせるんだと思う。
たった一夜の過ちが、その先の人生をメチャメチャにしてしまう。
でも、主人公だって幼馴染や恋人の変化に気が付かなかったのに責めるのはどうなのかな?
あと、幼馴染と恋人が処女であるかどうかによっても反応が違う。
中学生や高校生ぐらいだと恋人と肉体関係が無い設定の方が多いようだし、大学生や社会人だと恋人と肉体関係がある設定が多い。
肉体関係の有無に賛否両論があるとは思うけど、主人公のその、なんというか幼馴染や恋人にあまりに処女性を求めるのは如何なものかと考えてしまう。
北欧の作家さんが昔、「男性はその女性の最初の男性になることを望み、女性はその男性の最後の女性になることを望む」と発言していた。
そういうところからすると、主人公が処女性を求めてしまうのは致し方ないものなのかも知れないけど、私としては「男性はその女性の最後の男になることを望み、女性はその男性の最後の女性になることを望む」となってくれれば、寝取られ作品が一転恋愛作品にも変わりうる可能性を持っているんじゃないかな。
まあ、つまらないことをつらつらと、まとまりもなく書いてしまいましたが、ちょっと考えてしまう今日この頃なのでした。