まず一番先にあげたいのが、佐藤大輔先生。
既にご病気でお亡くなりになってしまった偉大な仮想戦記作家。
仮想戦記作家とはいったけど、スパイものとかSFものも書かれていて、その資料の緻密さには定評がありました。
作品の特徴として、最初にエピローグが来るというのがあります。
巷では、何時打ち切り(因みに原因は締め切りぶっちぎりの遅筆が原因とされてます)になっても大丈夫なように最初にエピローグが書かれたのではと噂されています。
欠点として、上記にも出ましたが、資料の正確性を追求するあまり超遅筆でした。
それに、完結してるシリーズがありません……。
ただ、短編として『レッドサン・ブラッククロス外伝1』に収められている『勇者の如く倒れよ』や『戦艦フリードリヒの最後』などは秀逸です。
代表作として『レッドサン・ブラッククロス』『侵攻作戦パシフィックストーム』『皇国の守護者』『遥かなる星』『地球連邦の興亡』『信長新記』『東京の優しい掟』『凶鳥フッケバイン』『黙示の島』などがあります。