こんにちは。倫木です。
拙作「僕とカメラとじいちゃんの魔法」を読んでいただきありがとうございました。
おかげさまで、本作は先日、カクヨム週間ランキング 現代ドラマ部門 100位内ランクインと相成りました。
読んで評価やコメント、レビューをくださった皆様、また、発表の場をご用意くださったカクヨム運営の方々、本当にありがとうございます。
ぼくは機械の修理が好きです。
不具合個所を推理し、問題のある部分をケアする。そして正しく動き始める機械を眺めることに、一種の趣を覚えるタイプの人間です。
ある日、ふと、修理をテーマにした物語って多くないよな、と気づいたのが筆を執ったきっかけでした。修理の面白さを少しでも表現できれば、という想いで書き始めたのが本作です。
ところが、活字には昔から親しんでいたつもりだったのですが、自分で初めて作品を仕上げるのは読むのとは全く異なる経験でした。
プロットを考えるのも、本文を一行書きあげるのも、一旦出来上がった原稿を推敲するのも、全部、事前の想像の2倍は苦心し、それでも書けないということの連続でした。
作品をきちんと仕上げて発表している方々には、心よりの敬服をせざるを得ない、そう思いました。
本作は、筆者の中での紆余曲折があり、当初の出発点とはかなり違った形の物語となってしまっています。それでも、拙いながらも一応は作品が形となり、しかも読んでいただけたのは、想像の4倍楽しい経験だった、というのが今の感想です。
これからも、自分なりのやり方で、読んでくれた方の心に残る「何か」をお届けできればと思っています。一つ、寛大な御心でお付き合いいただければ幸甚です。
<(_ _)> < どうぞよろしくお願いいたします