https://kakuyomu.jp/works/16817139558463182022/episodes/16817330662362228478(※こちらのエピソード(第29話の最後)を読んでから、ぜひお読みください!)
こんにちは、もしくはこんばんは。秋野凛花です。
第29話でした! なんか色々起きましたね(ふわっとした言い方)。
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今回、灯子ちゃんに夢くんから話させた「魔法」については、私がいつも「魔法」という概念を書く時に気を付けていることでもあります。
この世界には「魔法」という文化がないので、まあ、異能力はありますが、夢くんの持つ「魔法」に比べると出来ることは限られているし、制約も大きい(一応「魔法」にも制約はあるのですが、まあそれは置いておいて)。だからもし夢くんの「魔法」が浸透してしまったら、世界のバランスが崩れるのだろうな、と思います。
人生には苦しいことが多くて、悲しいことも絶えなくて、テレビを点ければ悲惨なニュースが報道されている。そんな時、魔法があったらなと思います。この苦しさを、痛みを、悲しみを、一瞬で乗り越える術を。
でもやはりそれらは、私たち人間が、私たち自身の力で乗り越えないといけないのだと思います。時には自力で、時には助けてもらって、時には誰かを助けて。
この世界に「魔法」を持ち込んだのも、そんな私の思いからです。
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夢に言われたことを何度も反芻し、その度に反発し、疲弊してしまう灯子。学校で過ごすうえでもそれは変わらず。そんな灯子に気づき、声を掛けたのは……?
学校回です! 灯子ちゃんととある人物が学校デート(!?)をします! デートと言えば……? ……ふふふ、さて、どうでしょう。
それではまた、第30話でお会いしましょう~!