10万字の作品を書ききるのは一年振りですね。『告白RTA』以来となりました。
仕事の都合で時間がとれなかったり、体を壊したりですっかり小説から離れてしまっていた中で、こうして復活できたのは素直に自分を褒めたいかな、と思っています。
その時間だけ頭の中に溜まっていた発想をまずは全部吐き出して楽になりたい。その第一弾が今回のブラダンとなりました。
上記の通り、ブラック企業で心身ともに疲弊した私自身が新しい仕事に向かっていくようなイメージでスタートしましたが、同時にヒロインの凪沙の過去を乗り越えていくというテーマを一作品に詰め込んだ結果、情報過多になってしまったのはちょっと反省ですね。
年末のカクヨムコン7に向けて、改稿していくつもりなので、数ヶ月後に読みに来てもらえればまったく違った話になっているかもしれません。
祐雅のモデルはLo-Fi Gamesのクリス・ハント氏が経歴のモデルになっています。
元々はゲーム会社に勤務していたのですが、ビジネスモデル優先の社風に嫌気がさし、一人でゲームを黙々と作って『Kenshi』というゲームを開発した方です。
そのまんまですね。
今回の話でお気に入りのキャラはやっぱり勝間と岩山でしょうか。
二人には自分の感じている作品を作るということの難しさや辛さをたくさん代弁してもらいました。
あまり作者が弱音を吐くものじゃない、と思っていたのですが、案外文字にしてみると大したことないことで悩んでるな、なんて考えさせられました。
逆に活躍させてあげられなかったのは昌也と麻耶ですね。
特に昌也がいないと実は回っていない場面があったりするんですが、祐雅の視点からは見られないことが多いんですよね。この辺りは改稿して活躍を陽の目を浴びる位置に持っていってあげたいです。
現在は新作を鋭意執筆中。
次は久しぶりの男の娘主人公ラブコメとなります。直くんほどは男の娘してないですけど。
ヒロインの設定がいい感じに書けたのでたのしんでいただけたらなぁ、と思っています。