『「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテスト』に参加するため制作中でしたが、断念しました。
コンテストURL:
https://kakuyomu.jp/contests/kadokawabooks_isekaiworking/detail 物語自体の面白さは解りませんが、「主人公をその仕事で活躍させられなかった」ことにつきます。
ほかにも失敗の原因はいくつかあります。
選んだ職業の題材も、現在の私のスキルでは巧く物語に乗せられませんでした。
集中してじっと考えていられなかったことも大きいです。
あらすじやプロットを書いていくうちに、盛り込めないことがかなり多くなり、また一方であらすじにかなり書き出して満足してしまったりしました。
またプロットを起こしてその流れで書くのですが、どんどん脇道にそれたり、また逆にプロット外の出来事がすぐに出てきてつまってしまったり。
書いていて不思議と楽しくないのも困りものでした。全く筆が進みませんでした。
それでもなんとか書き出したのですが、初稿では「転生するところ」から書いていったので、かなりもたつきました。
第二稿では「主人公の活躍」が描けませんでした。もっとも、私が書きたかったのは「お手伝いする」形の職業なので、お手伝いされる脇役たちが輝くのが大事なのですが、「その職業のどんなところが活かされているか」が極めて見えにくい構造になってしまいました。
コンテストの概要が発表されてからの短期間で物語を創作し、作品を作り上げるという作業は、今の私には難しいことがはっきり解りました。それだけでも一つの収穫だと思います。
また、
・企画をきちんと練り上げること
・プロットの細かいところをしっかり突き詰めていくこと
・楽しい書き物かどうかを問うこと
これらもとても大事で、しっかり肝に銘じたいと思います。
書き始めてすぐに考え込んでしまうのはほんとうによくないですね。
物語としての完結を目指したいと思うのですが、ちょっと迷走しているのでお蔵入りになりそうです。
ただし、書いていて面白い部分もありましたので、部品としてどこかで使うかも知れません。
それではまた。