こんばんは。
桃樹(ももき)といいます。
ツイッターにて作品を募集し、お作を読んで「良かった点」「気になった点」をカクヨムで投稿します、という感想文企画をおこなっています。
現在読書中の作品は、 アンデッド @undead 様作、
『木徳直人はミズチを殺す』
URL:
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889548235です。
第二章第四話まで読み進めました。
だんだんと物語が走り始めました。
第一章よりすらすら読めます。
文章が難しいわけではありません。これはおそらく、
・ある程度、物語世界の情報量が読み進めやすい程度に整ってきたこと
・第一章のインパクトある出だしに比して、人物たちの状況が落ち着きを見せ、じっくり劇が進んでいること
・上記二つから読者の中で世界観のイメージがしやすくなってきたこと
これらが第二章の読みやすさにつながっている……と思いました。
例えば冲方丁さんの『マルドゥック・スクランブル』は、新装改訂版の単行本の、最初の十ページくらいを5,6回は読み直しました。頭の中に情報がうまく入ってこなかったからです。ちょっと癖のある文章という理由もありますが…。
難しくない文章でも頭の中でじっくり整理しないとイメージしにくいのは序盤にありがちです。
そこをこえると途端に読みやすくなるのはよくあると思います。
一言で言えば「小説を読む頭が骨の髄からすっかり流れ出してしまった」のが主原因ではあるのですが…;
報告書とか解説書とかリファレンスばかり読んでいるとこういう頭になるのだな、と自分自身にがっくりですね。
『木徳~』の今回読んだ箇所についてたった一つ突っ込みがあるとすれば、弓道では弓を射るとき、さすがに箙は装備しませんね。
狩衣衣装を着用しているときは別でしょうけれど、そういう機会はほぼないでしょう。
甲矢、乙矢で二本、もしくはもう二本を足下に置いた計四本で射位につきます。
一人で練習するときは持ってる矢全部を足下に置く場合もあります。横着して(笑)
私は弓手の手首を痛めていて、引くときにどうしても痛むのでもう十年以上引いていませんけれど、また引きたいなぁと思って道具だけはちゃんと陰干ししておいてあります。
アーチェリーは矢筒を腰元に着けます。獲物を狙って矢を射るのが元々の起こりのスポーツですので、これは自然ですね。
ではまた。
◆感想公開中の作品
月城 友麻 (deep child)様作、
『猫とドラゴンを連れ、少年は宇宙へ ~神様はメタバースの向こうに~ 最終版』
URL:
https://kakuyomu.jp/works/16817139555888188533です。