突然ですが、めげてました。
祖母が亡くなり、ぬけがらになってました。
穴の開いたところをなんとか埋めようとして、できなくて。
苦しんでました。
自分がなぜ苦しいのか、わからなかった。
全身が哀しかった。
最近になって思い出されるのは祖母の明るい微笑です。
そう言えばわたくし、彼女が召されて『エターナルウィンド』のサビばっかり歌っていたのでした。
「光る風の中、微笑んでる♪ あなたがいる……♪」って。
さっさと思い出して、泣くなり弱音を吐くなりすればもっと早かったのでしょうけれど。
哀しみを癒すことも、穴を埋めることも、心からの楽しみもなくてどんどん文章が書けなくなりました。
まだ心がどこかかしいでいる気がします。
祖母に最後に優しくしたのはいつだったかな。
喧嘩もしたっけな。
むくれたりもしたっけ。
思い出せばキリがないけれど、毎日忙しく気を散らして、ゆっくり心に向き合うことができませんでした。
時が必要です。
まだネガティブな感情から抜け出せません。
もとからではありますが負のオーラで読者様を傷つけるわけにはいかないので、ひっそりお休みさせていただきます。
さよならは言いません。
ただ、疲れてしまったのです。
下の画像は、祖母の部屋だった和室でたたずむスコちゃんです。
お気に入りの御座布団、裏表が反対ですが。
どこか懐かしい空間ではあります。
10れなれな