今度は割と余裕があるから書けるかな……とか思ってた私が過去にもいました。
結論、ありませんでした。
ということで、今回も纏めて最近のKACで出した短編などをちょっと振り返ってみます。
その4.定年寿命88歳
「88歳」
いやもうね、お題って何だろな～と遠い目をしてました。そのくせ、ネタ自体は割とさっくり纏まったんですけどね。こういう皮肉みの効いたお話は個人的に好きなので、書き上げると割とお気に入りだったりします。
その5.とある店員の焼き鳥に関する思い出
「焼き鳥が登場する物語」
「焼き鳥」がお題じゃなくて「登場する物語」ですか……、とちょっと頭を捻った思い出。
結局、ストレートに焼き鳥を食べたくなるお話にしました。せっかく舞台が現代なので、「特殊資料調査室」の彼らに出張してもらってます。ホラーじゃない＆私服なのが初めてなのでいつもと毛色はだいぶと違いますが、もし良ければ本編も覗いてほしいです。
その6.死が二人を分かつまで
「出会いと別れ」
ついつい、既存のキャラの出会いの物語を書きたくなったんですが、「別れ」がネタバレになったり色々と難しいなーと別の意味で頭を悩ませてました。
で、結局のところ人生の別れざるを得ない「死」というものをこね回してたら、何かこの面倒くさい二人の関係が出てきたのでそれにしたという。
ちょっと無理矢理感があってお題からは逸れるかなーと、悔いは残ってます。
その7.オリオンを君へ
「私だけのヒーロー」
これはサイト掲載してた短編連作の一つに加筆修正したものです。
これまた、書こうと思えば既存の作品でも書けるお題だったので迷いはしたのですが、ものすごくしっくりくる作品でもあり、せっかくの機会なので出してみました。彼が撮った写真は私が以前に見た光景で「切り取りたい……！」と熱烈に思ったものだったりします。まぁ、私にそんな技量はないのですが(笑)。
もし同じようなシチュエーションに遭遇された際は、この作品を思い出して夜空を見上げてくだされば嬉しいな、とか思います。