実際の地名や国名は出てきますが、「ヴェネト王国」がアドリア海に浮かぶ孤島として存在し、竜や、精霊の理などが存在する、そういう異世界ファンタジーになってます。
小さいころ、一番最初に興味を持った外国が「ヴェネツィア」でした。
海の上に人間の力で建てられた水上都市。入り組んだ水路を細いゴンドラで行き来する光景を見て、こんなところで暮らす人たちにはどんな物語があるのかな?と思っていたのです。
ただ、外国のことなんか全く分からない頃の子供の時だったので、憧れていても随分長い間「ヴェネツィア」がこの話のように、海の上にぽっかりと浮かぶ、孤島だと私は勘違いしていました。
初めて地図で実際のヴェネツィアがどこにあるか確かめた時「全然孤島じゃない!!」とショックを受けたのを今でもよく覚えてる……✨
私のイメージではイタリアのブーツの更に下のイオニア海と地中海の真ん中あたりにぽっかりある感じだった異世界ファンタジーヴェネツィアのお話です。
位置的にはマルタみたいな感じのイメージを持ってたのだな。
子供は面白いことを考えるものですが、我ながらそのヴェネツィアに関する勘違いが面白かったので、いつか海に浮かぶ島国ヴェネツィアの話を書いてみたいと思っていました。
気の向くままのマイペース更新になりますが、楽しんでいただけたら私も嬉しいです